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12月15日(日)コメント票を読む [お仕事(講義・講演)]

12月15日(日)  曇り  東京  12.5度  湿度37%(15時)

10時半、起床。
朝食は、洋梨のデニッシュとコーヒー。
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今日は、自宅で都留文科大学「衣服とジェンダー&セクシュアリティ」の講義のコメント票を読む。
例年のことながら、このテーマは反応が良い(とりわけ女子学生)。
記述量が多くて、読むのがたいへんだが。

(メモ)
「量産型女子大生ファッション」は「ジャニーズ系ファン」の女性と相関性が高いという指摘。

ホテルやブライダル系でアルバイトをしている女子学生、パンプス着用強制での長時間(立ち)労働で、すでに足指に変形をきたしている。 → #KuToo運動への関心

昼食は、麻婆豆腐ご飯。
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夕食は、温豆腐。
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ミニトマト。
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レンコンの肉はさみ揚げ。
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夜、関東学院大学「セクシュアリティ論」のレジュメを最終回までプリントアウト。

就寝、2時半。

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講演テーマに悩む [現代の性(性別越境・性別移行)]

12月15日(日)

第39回日本社会精神医学会のシンポジウム「トランスジェンダーの未来」(3月27日:福岡大学)の講演テーマに悩む。

なにしろその7日前(3月20日)に、第22回GID(性同一性障害)学会(川崎市)で「GID以前、GID以後」という講演をするわけで、被らないようにしないと・・・。

結局、「『選別』から『自己決定』へ」という題にしたが、内容的にはやっぱり少し被るのは仕方がない。

康純先生が精神医学的な話をされて、佐々木掌子先生が臨床心理学からの話をされるだろうから、私はトランスジェンダー当事者の現実を踏まえた話をしたい。

誰が性別移行の適格者か?という観点で精神医学が当事者を選別してきたことの弊害を指摘し、そうした「性同一性障害」の時代は終わったこと、性別移行の当事者が自分の意志で性別を選択し決定し、移行を医療がサポートし、社会がその選択と承認を尊重する時代がやってきたことをお話しようと思う。
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重要なのは「心の性」より「生活実態」 [現代の性(性別越境・性別移行)]

12月15日(日)

「経産省職員トイレ制限問題」判決へのTwitterのリアクションを見ていると、マスメディアの報道の仕方にも原因があったように思う。
とくにNHKの初報の「“心は女性” 」という見出しは、「心が女性と主張しさえすれば女性扱いになる」かのような誤解を生んだ点で問題だった。

この職員は、21年前(1998年)に性同一性障害の診断を受け、長期にわたって女性ホルモン投与の「治療」を受けている。
また、19年前(2010年)から女性職員として勤務することが認められている。

そうした、女性としての生活実績、社会的認知が十分にあることを印象付ける報道(見出し)がされていたら、リアクションはかなりかわったのではないだろうか。
私は、その点で、NHKの報道はミスリードだったように思っている。

「心の性」が男か?女か?なんて、性同一性障害の専門医や臨床心理士のような専門家でも判定できない。
それより社会的に重要なのは「生活実態」だと思う。
この訴訟の要点は、長年にわたって女性として生活している人を、(職場が)女性として扱うかどうかなのだ。
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