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下郷笠鉾のトラブル [日常(花・街・山・猫・蝶)]

12月3日(日)

団子坂(御旅所に至る急坂)の手前で下郷が止まってしまい、後続の宮地、上町、中町、本町の屋台が追い抜いていく様子を妹と加世ちゃんが目撃していて、帰宅後、私に「どういうことだろうね?」と尋ねた。

私は「巡行の順番は、厳格に定められていて、前後することはあり得ない。よほど重大なトラブルではないか」と答えた。

やはり、重大トラブルだった。

下郷の笠鉾は、6基ある笠鉾・屋台の中でも最重量(約20t)。
もし、「団子坂」の引き上げで足元(車輪)が壊れたら、重大事故になる。
御旅所に笠鉾・屋台が揃わないのは「神事違例」だが、やはり安全が第一。

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秩父夜祭 笠鉾が車輪トラブル 曳行中止 「お旅所」到着できず /埼玉

3日に行われた秩父神社(秩父市番場町)の例大祭「秩父夜祭」の大祭で、神社を出発した下郷笠鉾(したごうかさぼこ)が車輪のトラブルで曳行(えいこう)を中止し、目的地の「お旅所」に到着できなかった。けが人はなかった。残り5台の山車は予定通り到着したが、秩父神社は「車輪トラブルで到着しない山車が出たケースは記憶にない」と話している。

下郷笠鉾保存会などによると、トラブルは神社を出て約500メートルの県秩父地方庁舎前の交差点で方向転換した直後に発生。木製の右前車輪(直径1・15メートル、厚さ24センチ)の内側に取り付けてある鉄製カバーが外れそうになった。

『毎日新聞』(埼玉) 2023年12月5日
https://mainichi.jp/articles/20231205/ddl/k11/040/138000c

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