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12月2日(土)秩父夜祭・宵宮 [日常(花・街・山・猫・蝶)]

12月2日(土)

故郷の秩父夜祭、観光化に嫌気がさして、お祭に帰らなくなって20年?
これが見納めだろうな。

10時半、家を出る。
特急券を確保しておいた西武池袋駅12時30分発の特急「ラビュー」に乗車。
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14時、秩父の家に到着。
福岡の妹、所沢に住んでいる上の姪っ子、その旦那さん、ぴーちゃんと合流。

ぴーちゃんは、姪っ子の娘。
前に会った時は赤ちゃんだったが、6歳(幼稚園年長さん)に成長していた。
「おじちゃん」だか「おばちゃん」だかわからない怪しい人にも、すぐに懐いてくれた。

暗くなる前に、秩父神社にお参り。
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なんと門の脇の大銀杏が見事に黄色。
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夜祭りの時に、大銀杏の葉が落ちていないって、初めて見た。

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ぴーちゃんが御神輿を撮影している。
幼稚園児なのにちゃんとしたカメラを持っていて、なかなか上手に撮っている。

街の様子を見るために、大通り(旧国道140号線、屋台の巡行路)を歩く。
4年ぶりの規制のない開催だが、露店が少ない。
地元商店系ばかりで、テキ屋系がほとんど出ていない。

2日は巡行路沿いの本(もと)町、中(なか)町、上(かみ)町の屋台が会所の前に駐まっているはずだが、本町がいなくて、中町の会所の前まで来てしまった。
中町の屋台の後幕は「鯛」。
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眺めていると、転回作業が始まった。
太い棒を2本、屋台の床下に差し込み、梃子の原理で押し上げると、ギギギッ、グラッと屋台が傾く。
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そのタイミングで重心の場所にジャッキを入れる。
拍子木の合図を受けて、囃手が「ホウリャーイ(「蓬莱」の意)」の掛け声とともに扇子を横に振ると、総重量10t以上の巨大な屋台がくるっと90度回転する。
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子どもの時から何度も見ているが、じつに見事な手際だ。

そして、後進(秩父の屋台は完全人力なので、引綱を付け替えれば後進もできる)。
あれ?なんでだろう?と思ったら、上(かみ、秩父では南)から本町の屋台が戻って来た。
それに道を譲るために、中町が待避したのだった。
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ちょっと珍しい場面。

本町の屋台の後幕は「玩具」。
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とくに赤い達磨が目立つので、町会の法被も「達磨」と書いてある。

ところで、テキ屋系の露店が出ていないので、困ったのは「りんご飴」屋がいないこと。
実は、ぴーちゃん、お祭≒りんご飴と擦り込まれているらしい。
りんご飴を求めて、西武秩父駅近くまで探し歩く。
そこに、いちご飴を嘗めながら歩いてくる女の子が。
妹と姪っ子が、呼び止めて、「そのいちご飴、どこで売ってました?」
女の子が、おびえたように「あっち」と指さす。
で、駅前に並んでいる露店のはずれに、やっといちご飴屋が見つかった。
リンゴ飴はなかったが、いちご飴で満足してもらえた。
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夕食は、街で買ってきた物に加えて、加世ちゃん(家の管理をお願いしている隣家のケアマネさん)の手作り豚汁&唐揚げ。
明日に備えて、早寝。
就寝、23時。





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