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コロナ感染後、半年は「免疫」 横浜市大 [世相(新型コロナ肺炎関連)]

12月3日(木)

日本人の既感染者376人の調査で、感染を防ぐ中和抗体が、感染半年後で98%の人が有効な量を保持しているという研究結果。

1度感染するとだいたい半年間は免疫が保持され再感染はほとんどないということ。
また、ワクチンの効果も、だいたい半年はもつという予測になる。

ちなみに、海外(ヨーロッパ)の従来の研究では、短期間で抗体の量が減る、という結果だった。
もし、抗体の保持力に人種差があるとすれば、日本の感染数が欧米に比べて桁違いに少ないことの説明にもなる。
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コロナ感染後、半年は「免疫」 横浜市大

横浜市立大の研究チームは2日、新型コロナウイルスに感染した人の体内に感染から半年後の時点で、感染を防ぐはたらきのある「中和抗体」が残っているとする研究結果を発表した。感染して半年ほどは、再感染を防げる可能性があるとしている。

2~5月に新型コロナへの感染がわかった20~78歳の376人を調べ、全体の98%の人で中和抗体を検出した。軽症者で97%、中等症と重症の人では全員から中和抗体が検出できた。症状が重くなるほど感染を防ぐ力が高まる傾向も見られた。

抗体は、体内にウイルスなどが侵入するとつくられる。中和抗体があれば、「免疫ができた」状態となり再び感染しにくいとされる。これまで海外からは、短期間で抗体の量が減るという報告があった。ワクチンを接種して中和抗体ができても、すぐに量が減るならば、接種回数を増やすなどの対応も必要になる可能性がある。

チームを主導する山中竹春・横浜市立大教授は「ウイルスに自然に感染した場合と、ワクチンを接種した場合で、免疫のつきかたは必ずしも同じではないため、この結果が直結するとは考えにくいが、ワクチンの効果にも一定の期待を持たせる結果だ」と話した。中和抗体の量が血液中にどの程度あれば、実際に感染を防げるかは分かっていない。チームは「中和抗体がある人は、ない人に比べ再感染のリスクは低いと考えられる」としている。(野口憲太)

『朝日新聞』2020年12月3日 5時00分
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14717646.html?pn=2
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