7月22日(金)『イレズミと日本人』刊行記念トークイベント [お勉強(研究会)]
7月22日(金) 曇り 東京 22.2度 湿度76%(15時)
今夜は、西荻窪の「信愛書店スペースen-gawa」で開催された山本芳美さん(イレズミ研究/都留文科大学比較文化学科教授)の新著『イレズミと日本人』(平凡社新書)の刊行記念トークイベントを聞きに行った。
「『じぶん』をあそぶ ~イレズミと美容整形の過去・現在・未来の加工術」というテーマで、『美容整形と<普通のわたし>』(青弓社、2013年)の著者である川添裕子さん(美容整形研究/松蔭大学観光メディア文化学部教授)とのコラボレーション。
実は、イレズミと女装とは共通点が多い。
文明開化期の「違式詿違条例」で違法化されたこと、その後、違法ではなくなったがずっと社会的に抑圧されてきたこと、現在も公衆浴場の利用で問題視されることなど。
そこに共通するものとして、近代化による身体への規制が読みとれる。
身体とはなにか、自分の身体をどう扱うか、身体を加工する自由と社会など、いろいろな角度からの考察で、私が日頃、考えていることとの共通性も多くとても面白かった。
内容は、8月に『週刊読書人』に掲載されるとのことで、楽しみだ。
今夜は、西荻窪の「信愛書店スペースen-gawa」で開催された山本芳美さん(イレズミ研究/都留文科大学比較文化学科教授)の新著『イレズミと日本人』(平凡社新書)の刊行記念トークイベントを聞きに行った。
「『じぶん』をあそぶ ~イレズミと美容整形の過去・現在・未来の加工術」というテーマで、『美容整形と<普通のわたし>』(青弓社、2013年)の著者である川添裕子さん(美容整形研究/松蔭大学観光メディア文化学部教授)とのコラボレーション。
実は、イレズミと女装とは共通点が多い。
文明開化期の「違式詿違条例」で違法化されたこと、その後、違法ではなくなったがずっと社会的に抑圧されてきたこと、現在も公衆浴場の利用で問題視されることなど。
そこに共通するものとして、近代化による身体への規制が読みとれる。
身体とはなにか、自分の身体をどう扱うか、身体を加工する自由と社会など、いろいろな角度からの考察で、私が日頃、考えていることとの共通性も多くとても面白かった。
内容は、8月に『週刊読書人』に掲載されるとのことで、楽しみだ。
2016-07-23 01:42
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