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6年間、お世話になりました [お仕事(講義・講演)]

7月21日(木)

東京経済大学コミュニケーション学部「ジェンダー関係論」、今期の最終講義。
同時に2011年度から6年間、続けた東経大でのラスト講義。

初年度は「東日本大震災」の影響で、4月の講義(3回)が休講になり、GWからの講義で、暑い7月に補講を2回もして(通常の講義と合わせて5回)たいへんだった。

2015年度(99人)を除き、例年30~50人の比較的少人数の講義で、毎年200人を超える都留文科大学(2010年~)や300人超えの年もある明治大学(2012年~)に比べると、心身への負荷が少なかった。
また大学側から期待されている感じがまったくなかった(常勤の先生からのコンタクトほとんどゼロ)ので、気楽に講義ができた。

大学はいろいろ機構改革をするものの、ランクの長期低落傾向は止まらず、武蔵野の緑の中でゆったり衰退していく感じ。
学生さんは、はっきり言って可もなく不可もなく、真面目だけど進取の気性には乏しい。
そんな中で、私の講義などをとってくれた人は、まだやる気がある学生さんだったと思う。
私としても、とりたてて気合を入れる必要もなく(でもけっして手は抜かず)、お給料に見合うだけの講義を淡々とすることを心掛けた。

何度目かの機構改編でますます「実学重視」の傾向が強まり、「今の時代、こういう不要不急の講義はいらない」ということで「ジェンダー関係論」が無くなり「雇い止め」になるわけだが、まあ、大学の情況を考えると、仕方がないのかもしれない。

ということで、6年間、お世話になりました。
ありがとうございました。
(まだ、成績処理が残っているけど)

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コメント 2

Komatsu

お疲れさまでした。

都留文化大学や明治大学の受講生数やレポ数を見ると、他大学からもお話があるのでは。是非とも東大で講義をしていただきたいです。
by Komatsu (2016-07-22 13:34) 

三橋順子

Komatsuさん、ありがとうございます。

東大は、学歴があって、高尚な理論がないと駄目なのです。
私のような、地べた(現場)を這いずって資料を集めて体系化するタイプは、お声がかかりません。
by 三橋順子 (2016-07-23 02:08) 

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