Ｗ杯日本代表メンバー２３人の（予想と実際）

５月11日（日）
ザッケローニ監督はサプライズ人事をするタイプではないので、ありきたりの予想になってしまうのだが、一応・・・。

ザッケローニ監督の今までの代表メンバーの選び方を見ていて、以下の１５人はほぼ確定だと思う。
ＦＷ（ワントップ）　大迫　　柿谷
ＭＦ（２列目）　岡崎　　本田　　香川
ＭＦ（ボランチ）　長谷部　　遠藤　　山口
ＤＦ（サイドバック）　長友　　内田
ＤＦ（センターバック）　吉田　　今野　　森重
ＧＫ　川島　　西川　　

問題は残りの８人。
まず、第３ＧＫは権田だろう。出番はないだろうが。
ハードなポジションのセンターバックはもう１人、サイドバックもできる伊野波だろう。
私は闘莉王の高さと闘志を買うが、センターしかできないし、ザッケローニ監督の好みではない。
サイドバックも故障上がりの内田の体調に不安があるので、もう２人選びたい。
今までの選手起用からすると酒井（宏）と酒井（高）だろうが、２人とも世界のトップクラスで戦うには能力的にイマイチの感がある。
どちらかが落ちて、ザッケローニ監督が最後に視察に行った塩谷が入るかもしれない。
ボランチは細貝、トップ下は清武が、今までの代表実績から選ばれそう。

さて、残り２人だが…。
私の希望は、川崎フロンターレのベテラン２人、中村憲剛と大久保嘉人。
中村は、ボランチもトップ下もできる、本田にもしものこと（故障）があった場合、十分に代わりが務まる人材。
昨年のＪリーグ得点王大久保は中村とのセットで、１点が欲しいときの切り札として期待できる。
でも、たぶんこの２人は選ばれない。なぜなら本田中心のチームにベテランは合わないから。
結局、２列目は斎藤か乾、人材不足のワントップは高さがある豊田あたりが選ばれる（でも、本番での出番はない）のではないだろうか。

そもそも、ザッケローニという監督、安定感があり無難ではありが、なにかやってくれそうという期待感には乏しい。
うまく行けば、前回同様、グループリーグを突破して、決勝トーナメント（ベスト１６）進出ということになるだろうが（現実にはかなり難しいと思うが）、もしかするとさらにその上（ベスト８以上）に行けるかも、という感じはない。
まあ、そういう無難なメンバー選出になるだろう。

【追記】　で、ザッケローニ監督が選んだ２３人は・・・。
ＧＫ　川島　　西川　　権田
ＤＦ（センターバック）　吉田　　今野　　森重　　伊野波
ＤＦ（サイドバック）　長友　　内田　　酒井（宏）　　酒井（高）
ここまでは、予想通り。

ＭＦ（ボランチ）　長谷部　　遠藤　　山口　　青山
細貝かなと思っていたら、青山だった。

ＭＦ（２列目）　岡崎　　本田　　香川　　斎藤
２列目は斎藤か乾かと思ったが、ドリブラーの斎藤が入った。
良い選択だと思う
ＦＷ（ワントップ）　大迫　　柿谷　　大久保
大久保を入れたのが、唯一のサプライズ。
フロンターレから選ばれたのはうれしいが、できることなら中村憲剛とセットで選んでほしかった。
そうでなくては、せっかく選んだ大久保が生きない。
本田が大久保にスルーパスを出すとはどうしても思えないのだ。