SSブログ
性社会史研究(性風俗雑誌) ブログトップ
前の10件 | 次の10件

4月11日(日)「性社会文化史アーカイブ」の「追加リスト(最終)」を作る [性社会史研究(性風俗雑誌)]

4月11日(日)  晴れ  東京  18.6度  湿度34%(15時)

11時、起床。
朝食は、ダークチェリーパイとコーヒー。
210411 (3).JPG
昨日は右側の坐骨神経痛だったが、今日は左側が痛い。

午後~夜「性社会文化史アーカイブ」に入れる雑誌の新規購入分を整理し「追加リスト(最終)」を作る。
話が決まった3~4月、『千一夜』『デカメロン』『青春ロマンス』『読切ロマンス』など、これまで手薄だった「読み物」系を中心に補充した。

また、かなりお金を投入してしまったが、この「アーカイブ」は後世に残るものなので、研究者&コレクターとしての私の意地と言うか見栄と言うか、ともかく悔いが残らないようにした。
とりあえず、できることはしたので満足。

遅い昼食は、サンドイッチ。
210411 (4).JPG

夕食は、牛肉を焼く。。
210411 (5).JPG
野菜のオリーブ焼き
210411 (6).JPG

就寝、3時。

nice!(0)  コメント(0) 

1960年代の性風俗雑誌もコンプリート困難 [性社会史研究(性風俗雑誌)]

3月30日(火)

カーカイブの関連して。
1950年代ではなく、1960年代に刊行され、しかもいちばんよく売れた性風俗雑誌『風俗奇譚』ですら、今となっては、コンプリート(完全収集)困難という状況に愕然としている。

1960年代の性風俗雑誌は、古書市場にそれなりにあり、お金をかけさえすれば、集められと思っていたが、間違いだった。

『風俗奇譚』は月刊と臨時増刊合わせて216冊中193冊を所蔵していた。
今日、残り23冊をかなり気合を入れて探したのだけど、購入できそうなのは7冊だけで、あと16冊がどうにも見つからない。

収集率92.6%(200/216冊)で打ち止めか・・・。
nice!(0)  コメント(0) 

3月25日(木)本契約前の打ち合わせ [性社会史研究(性風俗雑誌)]

3月25日(木)

14時、浜松町の「丸善雄松堂」に出向く。
IMG_7042.JPG
1時間半ほど、担当もMさんと、私が所有する性風俗雑誌のアーカイブ化について、本契約前の打ち合わせ。

結局、「社会文化史データベース(性風俗希少雑誌編)」というタイトルで、約350冊を全文アーカイブ化することになった。

前回の打ち合わせ(昨年12月)では、1950年代限定で150冊ということだったが、倍以上に膨らんだ。
驚いたのは、6~9月の約4カ月で、全頁の撮影・画像化を終えるというスケジュール。
私個人でやったら、数年かかると思う。
いや、とうてい、やる気にならない。
そこらへん、やはり企業はやることが違う。

リリース(発売)は2022年6月、価格は30~35万円の予定。

事前のマーケティングで、すでにかなり引き合いがあり、好感触とのこと(だから企画が通った)。
10年前だったら「こんな怪しい雑誌なんて研究資料として価値なし!廃棄!」と言われただろうけど、世の中、だいぶ変ったということ。

私としては、自分がお金と時間と労力をかけて集めたコレクションが、後の世に伝わり、未来の研究者の役にたつのなら、それでいい。

先週の論集出版の内々定、今週の丸善雄松堂のアーカイブ化内定で、立て続けに大きな仕事が2つ決まった。
どちらも、お金にはならないが、後世に残る仕事。
これで、もうしばらく生きる目標ができた。


nice!(0)  コメント(0) 

「1950年代の性風俗雑誌」のアーカイブ化計画が実現へ [性社会史研究(性風俗雑誌)]

3月12日(金)

丸善雄松堂にお願いしていた「1950年代の性風俗雑誌」のアーカイブ化(有償)計画、企画が通った!

担当の方(女性)が頑張ってくれた。
これで実現する。

私が収集・所有する約150冊の「1950年代の性風俗雑誌」が、全文、電子化保存され、近い将来、有償契約を結んでくれた大学や図書館を通じて、閲覧できるようになる。

1月中旬にデータを送った後、1カ月半連絡がなく、「これは駄目かな」と思っていたので、とてもうれしい。
nice!(0)  コメント(0) 

とても状態が良い『真相実話』9冊 [性社会史研究(性風俗雑誌)]

12月23日(水)

佐賀県唐津市の「西海洞書店」から入手した『真相実話』(1951~52年の性風俗雑誌)9冊。
とても状態が良く、うれしいを通り越して感激!

背表紙がこんなにきれいなんて、この時代の雑誌としてはあり得ない。
IMG_6238 - コピー.JPG
表紙も手ズレや破損が少なく状態良好。

2巻3号、4号、5号(1951年3月、4月、5月)
IMG_6239 - コピー.JPG
2巻6号、8号、3巻2号(1951年6月、8月、1952年2月)
IMG_6241 - コピー.JPG
3巻3号、5号(1952年3月、5月)
IMG_6242 - コピー.JPG
3巻8号、9号(1952年8月、9月)
IMG_6243 - コピー.JPG

そして、なんとなんと、付録が完存。
これは珍しい。
IMG_6246 - コピー.JPG
上左(2巻3号付録)、上右(2巻4号付録)、下左(2巻5号付録)、下右(2巻6号付録)

これで他の古書店のほぼ半額だったのだから。ほんとうにありがたい。
nice!(0)  コメント(0) 

12月15日(火)「丸善雄松堂」へ [性社会史研究(性風俗雑誌)]

12月15日(火) 晴れ  東京  11.3度  湿度35%(15時)

10時過ぎ、起床。
朝食はダークチェリーパイとコーヒー。
201215-1 (2).JPG
昼食代わりに、肉団子のスープ。
201215-1 (3).JPG
12時半、家を出る。
東急目黒線(大岡山駅乗換)同大井町線(大井町駅乗換)JR京浜東北線のルート。
13時45分、JR浜松町駅へ。
竹芝通りを旧・芝離宮に沿って海側に歩く。
25年前、竹芝桟橋から出る「東京湾納涼船」に乗るために何度も通った道。
その頃の周囲は倉庫が多かったが、今は再開発が進み、高層ビルがいくつも建っている。
IMG_6042.JPG
道の先に、竹芝桟橋のシンボル「帆柱」が見える。
IMG_6043.JPGIMG_6044.JPG

14時、「丸善雄松堂」本社へ。
私が収集した「1950年代性風俗雑誌」のアーカイブ化について、担当者と打ち合わせ。

国立国会図書館「デジタルコレクション」との兼ね合いもあって、全部ではないが、そこと重ならないものについては、全文を電子データ化し有償公開するの線で、企画化してくださるとのこと。

やる気とクレバーさが感じられる担当の方(女性)が「企画が通るように頑張ります!」と言ってくださった。

アーカイブ化した後の雑誌(実物)の収まり場所も目処がついた(某有名大学)。

実現すれば、冥途に旅立つ前に、1つ肩の荷を減らせることになる。

帰路、紹介者であり同道してくださった東京女子大学の藤野裕子先生(日本近代史)と「タリーズ」でいろいろお話。
楽しかった。

大井町駅構内の「えん」で、天麩羅肉うどん。
201215-2.JPG
18時半、帰宅。

夕食は、鶏肉と野菜のオイスターソース炒め。
201215-3.JPG

夜中、関東学院大学「セクシュアリティ論」第12講「『買売春』を考える(1)」の講義録を書き始める。

就寝、4時。







nice!(0)  コメント(0) 

マイナーな雑誌たち [性社会史研究(性風俗雑誌)]

12月13日(日)

私が集めている「1950年代の性風俗雑誌」、少しメジャーなものから、マイナーなものまでいろいろある。

発行部数が多く、現在でもそれなりの数が残っていて(それでも古書市場に10冊レベル)、お金を払えば集められるものがある一方で、ほとんど残っていないもの(市場に1~2冊?)もある。

さらに、古書市場の状況からみて、すでに失われてしまった(1冊も残っていない)と思われるものもある。

そうなると、コンプリート(完全収集)はかなり難しくなる。
実物もなければ、書誌もわからない。
たった60~70年前の出版物でも、そんな状態なのだ。

そんなマイナーでいかがわしい雑誌、地上から消えても仕方がないと思う人も多いだろう。

でも、私はそうは思わない。
やはり、先人たちが作った雑誌文化、できるだけ残して、次の時代に伝えるすべきだと思う。

画像は、たぶん世の中に数冊しか残っていないと思われるマイナーな雑誌たち。
旬刊タイムス19540625 - コピー.jpg内外特報 1953年8月下旬号 - コピー.jpg
夜みる新聞19541015 - コピー.jpg怪奇雑誌4-5(195105) - コピー.jpg

nice!(0)  コメント(0) 

「1950年代の性風俗雑誌」現有は150冊 [性社会史研究(性風俗雑誌)]

12月12日(土)

「1950年代の性風俗雑誌」アーカイブ化プロジェクト、来週火曜日にアーカイブ作成事業をやっている「丸善雄松堂」の担当者と打ち合わせる予定。

で、雑誌リストを整理して、この半年ほどの新規購入分を加える。
結果、現有、150冊。

すでに出版社が電子書籍化している『アマトリア』を除くと、130冊ほど。
そのほとんどは、国会図書館などには入っていない。

話がうまく進んでアーカイブ化(全文公開:有償)できれば、少しは後進の研究者の役に立てると思う。

nice!(1)  コメント(0) 

『シーメール白書』(一水社)の所蔵 [性社会史研究(性風俗雑誌)]

11月7日(土)

【発掘調査の成果①】
『シーメール白書』(一水社)の所蔵(41冊)
1~17号
21~34号
41、42、44、48号
50、51、52、54号
71、77号
(欠号)
18、19、20、35~40、43、45~47、49,、53、55~70、72~76,78~101号
増刊5冊

101号(2010年)まで刊行されたので、全体の3分の1強しか持っていない。
50号以前の欠号は、お金がなくて買えない時があったから。
50号以降は関心がなくなったから。
nice!(0)  コメント(0) 

9月24日(木)日本近代史の先生と面談 [性社会史研究(性風俗雑誌)]

9月24日(木)  雨  東京  22.2度  湿度96%(15時)

10時、起床。
熟睡して、疲労回復。
朝食は、マロンデニッシュ(小さいのを2種類)とコーヒー。
200924-1 (2).JPG
13時前、家を出る。
左足、ちょっと痛いけど、なんとか歩ける。
歩くうちに筋肉がほぐれ、痛みが和らぐ。

東急目黒線で目黒駅へ。
「アトレ2」のイタリアン・レストランで日本近代史の先生と面談。
200924-2.JPG
「秩父事件」から、戦後の闇市、さらに戦後1950年代の性風俗雑誌まで、話題はいくらでもある感じで、なんと14時過ぎから17時過ぎまで3時間も話し込んでしまった。

評判の新書を出されたばかりのまさに第1線の研究者の方なので、反応が的確で、とても楽しい時間だった。

面談のメーンテーマの戦後1950年代の性風俗雑誌の研究(収集と情報公開)についても、方向性がみえてきた。

こういう学問的に豊かで、かつ楽しい時間を、もっとたくさん持ちたいなぁとしみじみ思った。

17時20分、辞去。

18時半、帰宅。

夕食は、お刺身(たい、まぐろ)。
200924-3 (3).JPG
平茸と卵のお汁。
200924-3 (1).JPG
オクラとミョウガ、青シソのお浸し。
200924-3 (2).JPG

夜中、明日から始まる関東学院大学「セクシュアリティ論」第1講の講義録を仕上げて、アップ。

途中、気分転換に、豚バラ大根を仕込む。
就寝、4時半。

nice!(0)  コメント(0) 
前の10件 | 次の10件 性社会史研究(性風俗雑誌) ブログトップ