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韓国の裁判所「トランスジェンダーの人びとに性別変更手術を強制することは違法」 [現代の性(性別越境・性別移行)]

5月9日(木)

う~ん、韓国に先を超されている。

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裁判所「トランスジェンダーの人びとに性別変更手術を強制することは違法」

「聯合ニュース」2024-05-08 12:41

(永東=聯合ニュース) チョン・ギョンファン記者=裁判所は、性別適合手術(性別適合手術)を性別矯正の許可基準とすることは違法であるとの判決を下した。

清州(チョンジュ)地裁の英東(ヨンドン)地裁は8日、性別適合手術を受けていないAさんを含むトランスジェンダーの患者5人に対し、家族関係登記簿の性別を男性から女性に変更できると発表した。
出生時は男性として登録されていたが、幼い頃から女性としての性自認がしっかりと確立されており、それぞれが数年以上ホルモン療法を受けていることが知られていた。

最高裁は「最高裁は、トランスジェンダー患者の戸籍記載に関する事項の判断指針において、性別適合手術の問題を『許可基準』から『注記』に修正した」とし、「しかし、一部の裁判所が自らの判断で性別適合手術に関する書類を要求し、その提出を怠ったことを性別矯正を認めない根拠としてきたことは否定できない」と付け加えた。

最高裁判所の「性矯正対応指針」第6条では、医師の判断と責任により性別適合手術を受けたと認められ、外性器を含む容姿が異性に変化したこと、手術により生殖能力を失い、以前の性別に戻る可能性が極めて低いことが定められています。

裁判所は「すべての人間は、自分の性自認に従って人格を形成し、生活する権利を有しており、トランスジェンダーの人びとは、社会の平等な一員として幸福を追求できるべきだ」とし、「トランスジェンダーの人びとに外科的処置を強制することは、身体の完全性を侵害することを強いることになる」と付け加えた。

LGBT青少年支援センターの丁東成庵(ディン・ソン・ジウン)弁護士は「今回の判決は、性別適合手術に関する条項が法の留保の原則に違反することを明らかにした点で意義深い」とし、「最高裁は、下級審の承認基準を統一できるよう、同条項を速やかに撤廃する必要がある」と述べた。

https://m.yna.co.kr/view/AKR20240508087700064?input=tw

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同性パートナーの姓へ変更認める 名古屋家裁 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

5月8日(水)

名古屋家裁が、同性パートナーを「夫婦に準じる関係」として、改姓を認める決定。
婚姻によらない姓の変更は、名の変更よりもずっとハードルが高いので、画期的。
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同性パートナーの姓へ変更認める 名古屋家裁「婚姻に準じる関係」

名古屋家裁が3月、同性パートナーと暮らす愛知県の男性に対し、「婚姻に準じる関係」として、パートナーと同じ名字への変更を認める決定を出していたことが9日、分かった。代理人弁護士によると、同性カップルを夫婦と同様の関係として変更を認めた判断は異例という。「同性婚が実現していない現状で、選択肢が広がると期待される」としている。

代理人によると、男性は鷹見彰一さん。昨年11月、同居する大野利政さん=いずれも仮名、30代=と同じ名字への変更を求める家事審判を申し立てた。2人は里子を育てている。書類上は鷹見さんが里親だが、名字が異なるため、子の病院受診など緊急時に、性的指向を周囲に明かしていない大野さんとの関係の説明を求められるといった恐れがあると訴えた。

家裁の鈴木幸男裁判長は今年3月14日の決定で「互いに協力しながら、子育てを中心として安定した生活を継続している。異性同士の夫婦と実質的に変わらない生活実態にある」と指摘。名字の変更について定めた戸籍法の「やむを得ない事由」に当たると判断した。

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