和田耕治・深町公美子著『ペニスカッター』 出版祝賀会

３月９日（土）

17時半、銀座へ。

「銀座ライオンビル 音楽ビアプラザ」で開かれた和田耕治・深町公美子著『ペニスカッター　ー性同一性障害を救った医師の物語』 （方丈社、2019年2月）の出版祝賀会に出席。

同書は1995年から2007年まで600例を超える性転換手術を行った和田耕治先生のblogや手記等をもとに、奥様の深町公美子さん（↓）がまとめられたもの。


性転換手術を希望する多くのニューハーフや性同一性障害者から「ナニワの赤髭」「ナニワのブラックジャック」と慕われながら53歳で逝去された和田先生の事績の記録として貴重。

ただし「ペニスカッター」という書名は、精緻な手術技術を誇った先生の本意でないと思う。
男性から女性への性転換手術は、ペニスをカットするのではなく、ペニスを解体して、それを材料に女性器に似せた形を作るのだから。

和田先生のご長男と。


はるな愛さんのお花と。

愛ちゃんは「ミス・インターナショナル・クィーン」に出席のためタイに出張中。

３月９日（土）いつもよりちょっとマシな装いをする

３月９日（土）　晴れ　　東京　　16.9度　　湿度33％（15時）

９時半、起床。

更紗柄の縮緬の着物。
銀縮緬の帯を銀座結びに。
銀と黒の細かな市松の草履。

温かいのでポンチョをやめて、黒のカシミアのショールを羽織る。

14時50分、家を出る。
東急東横線で学芸大学駅へ。

15時半、２日続けて「ヘアー　アン　ローズ」（目黒区鷹番）へ。
夜会巻にセット。




16時半、辞去。

西口の「ドトール」で時間調整。

（続く）

「白覆面の魔王」逝く

３月８日（金）

覆面プロレスラーのザ・デストロイヤーさん（Richard John Beyer氏）が亡くなった。
88歳、家族に看取られての大往生。

後年、バラエティ番組などに出演して、視聴者に親しまれたが、私の世代は1963年5月24日の力道山との死闘を覚えているはず。

がっちり決まった「足４の字固め（Figure-Four Leglock）」。
あの力道山がどんなにもがいても外れない（力道山とは１勝１敗２分）。
ほんとうに怖かった。
まさに「魔王」だった。

レスラーとしては、1960年代前半が全盛期で、1962年7月27日、フレッド・ブラッシーを破りWWA世界ヘビー級王座を獲得し、覆面レスラーとしては初の世界チャンピオンになった。
その後、1964年にも２度にわたって同王座を奪取、通算３回のWWA世界ヘビー級王者に就いた超一流レスラーだった。

ウィメンズマーチ東京2019

３月８日（金）

「ウィメンズマーチ東京2019」、表参道から神宮前交差点で左折して、明治通りに入ったところ。

先導車の後、３梯団450人（主宰者発表）。


平日の18時出発というスケジュールなので、参加者が限定されるのは仕方がないが、少し寂しい。

３日深夜に「トランスジェンダーに対する差別の煽動や排除する言動は禁止」というウィメンズ・マーチ実行委員会の声明が出た後、トランスジェンダー嫌悪の人たちがTwitte上で激しく反発し、見るに堪えない差別的なプラカード案が作られたりした。

しかし、際には実実行委員会の声明が徹底されたようで、私が観察した範囲だが、トランスジェンダーを排除・差別するようなプラカードはなかった。

逆に、トランスジェンダーとの連帯を主張するプラカードがいくつもあって、とてもうれしかった。

ありがとうございました。



↑　畑野とまとさん