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NHK「松本清張と帝銀事件」 [近・現代史]

12月30日(金)

1948年1月、帝国銀行・椎名町支店で12人が毒殺された強盗殺人事件(帝銀事件)、犯人が平沢貞通死刑囚でないことは、この事件に関心がある人なら、だいたいそう思っている。

今回のNHKの番組は、凶器が「登戸研究所」が開発した「青酸ニトリール(アセトンシアノヒドリン)」であること、重要容疑者が「731部隊」にいた元・憲兵Aであること。警察が真犯人を逮捕せず、平沢さんを犯人に仕立てたのが、GHQの要望であることなど、ほぼ妥当な推定。

なにより、GHQが「731部隊」との関係は、本来なら最重要の戦争犯罪人である「731部隊」の指揮官・石井四郎陸軍軍医中将が、完全に免責されたことからも察せられる。
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