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「フェミニズム」への失望 [現代の性(性別越境・性別移行)]

8月14日(金)

性的多様性を認めない不寛容で差別的なフェミニストたちが何を主張しようが、私たちトランスジェンダーの日常生活にはなんら影響はない。

私たちは、この社会の中で望みの性で日々暮らしている。
それを妨げることは誰にもできない。

排除したいならやってみろ!
私たちはけっして屈しない!

ほとんどのトランスジェンダーは生活者であり、それぞれの仕事を通じて社会に貢献している、おおむね善良な社会人である。
学生のトランスジェンダーも、将来、良き社会人になるべく勉学している。

なぜ、フェミニストを名乗る人たちから、言いがかりとしか思えない抑圧を受けなければならないのか?

現行法規を遵守している社会構成員を抑圧し、社会から排除しようとするのは、明らかな差別である。

日本のフェミニズムはそうした動きに積極的に加担するのか?
それがフェミニズムの正体なのか?

私は、フェミニズムがトランスジェンダーを包摂し、ともに歩んでいくのか?、そうではないのか?はフェミニズムの問題と言ってきた。
だから、「千田論文」に続き、今回のWANの姿勢にはとても失望した。

残念なことだが、トランスジェンダーの多くは、これがフェミニズムからの回答(トランスフォビアにはっきり舵をとった)と受け取るだろう。

トランスジェンダーを排除しない、同じ社会のメンバーとして、ともに歩める人たちと前に進んでいくこと、性的多様性が尊重される社会を作っていくことが肝要だ。

トランスジェンダーの社会的排除をはかるトランスフォビックなフェミニストの策動に、もういちいち付き合ってはいられない。

それにしても、反トランスジェンダーのフェミニストは、どうしてトランスジェンダーを「一目見てわかる」存在だと思うのだろう?

「この道35年の目利き」の私でさえ、わからないトランスジェンダーは、世の中にいくらもいるのに。

トランスジェンダー=一目見てわかる化け物、と思っていること自体が重大な差別だと思う。
まあ、私みたいに「一目でわかる」「200m先からでもわかる」というトランスジェンダーもいるけど、ほとんどのトランスジェンダーはそうではない。
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