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徳島県が県外ナンバー調査 [世相(新型コロナ肺炎関連)]

4月25日(土)

徳島県の「よそ者」を嫌う排外的な県民性が、広く周知されてしまった。
コロナ禍が終息した後、たとえ観光振興策に切り替えても、イメージの回復は容易ではないだろう。
ずっと「鎖県」しててください。

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徳島)県外ナンバー調査 知事「メッセージ強すぎた」

徳島県の飯泉嘉門知事と徳島市の内藤佐和子市長が24日、県庁でそろって記者会見し、新型コロナウイルスに関わる人権侵害などへの懸念を示した。

飯泉知事は「県外ナンバーの車のドライバーへの暴言やあおり運転などがみられる」として、こうした嫌がらせをやめるよう呼びかけた。自身の指示で県が実施した県外ナンバーの車の流入調査について、「強いメッセージになりすぎたかも知れない」と釈明し、「県外ナンバーだからといって誹謗(ひぼう)中傷していいわけではない」と県民に冷静な対応を求めた。

内藤市長は、感染者が一時入院した病院の職員や家族らに対する差別が起きていることについて、「感染の不安を感じながら全力で治療に取り組んでいる。家族と共に中傷されれば、結果として医療崩壊につながりかねない」と危機感を示した。病院への聞き取りで実態を調べ、相談窓口の設置も検討するという。
   …
徳島県は、県内の高速道路のインターチェンジ(IC)や観光施設など141カ所で22日に実施した県外ナンバーの車の調査の結果を公表した。

ICの調査は午前9時~午後5時に県内11カ所のICで実施した。ICを降りた普通車と軽自動車計約4千台のうち、県外ナンバーは49・1%。大阪や兵庫など13の「特定警戒都道府県」のナンバーは18・4%だった。

観光施設や遊興施設計130カ所の調査は22日午後、駐車中の車のナンバーを県職員が確認した。計約7千台のうち、県外ナンバーは5・5%。特定警戒都道府県のナンバーは1・8%だった。

飯泉嘉門知事はICでの調査結果について、「いまだに(特定警戒都道府県から)県境をまたいでいる方がいる」と懸念を示した。一方で、駐車場の調査結果から、現時点では休業要請は不要とした。
     ◇
徳島県の飯泉嘉門知事は24日の会見で、県外ナンバーの車の調査を踏まえ、パチンコ店やカラオケ店などに、「県外客の入場をお断りするなどの対応をお願いする」と述べた。県職員が各店を訪れて要請を始めている。

また、大型連休中の航空会社の予約状況から、関東や九州などから飛行機で来県を予定している人が多数いると指摘。飯泉知事は予約客に対し、「ぜひキャンセルしてほしい」と呼びかけた。県は、徳島空港の到着客に、サーモグラフィーによる検温をする方針を示した。(吉田博行)
『朝日新聞』2020年4月25日 9時30分
https://digital.asahi.com/articles/ASN4S6STPN4SPTLC00C.html?pn=4
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