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滋賀県北部でM4.2、最大震度4 [地震・火山・地質]

12月26日(金)
滋賀県北部を震源とするM4.2、最大震度4の地震。
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平成26年12月26日22時30分頃、
震源地は滋賀県北部(北緯35.3度、東経135.9度)、
震源の深さは約10km、地震の規模はM4.2。

滋賀県大津市の一部で震度4、
滋賀県長浜市、高島市、野洲市、福井県小浜市、福井おおい町などで震度3。
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関東平野では珍しくもない規模だが、関西だとちょっと珍しい。
琵琶湖は日本最大の断層湖だから、周囲は断層だらけ。
とくに湖西の「琵琶湖西岸断層帯」と、朽木谷を通って京都市に達する花折(はなおれ)断層は活断層なので、今回の地震がどの断層に関わる地震なのか気になる。
f01-2.jpg

元暦2年=文治元年(1185)7月9日に起こった「文治地震」(推定M7.4)は、琵琶湖西岸断層帯の南部(堅田断層)が動いた可能性が高い。
また、寛文2年(1662)5月1日年6月16日に起こった「寛文近江・若狭地震」(推定M7.6)は、朽木谷の通っている花折断層が震源だった可能性が高い。
しかし、それ以降、琵琶湖西岸断層帯と花折断層を震源とする被害地震は起こっていない。

どちらの活断層も活動周期が不明なので、なんとも言えないのだが、もうずいぶん長く被害地震が起こっていない空白域であることは間違いない。

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