９月２日（月）性欲研、韓国に行く（２日目の２：ソウルの昼ご飯）

（続く）
11時、地下鉄の市庁駅から２号線に乗る。
コンコースの途中に「独島」の模型があった。
「竹島」という札をこっそり貼りたい衝動にかられる。
でも、空港で指紋採られているからなぁ。
ソウル地下鉄２号線は環状線（乙支路循環線）なので、左回り（反時計回り）に乗る。
16駅40分ほど乗って、やっとソウル大入口駅に到着。
ここはもうソウル特別市の最南部で、冠岳山の丘陵地帯に新興住宅街が広がる。
駅から少し歩き、大通りから横道に入ったところにある澁谷さんの馴染みの店で昼食。
「サンチェ　산채（山菜）」（冠岳区奉天洞）というお店。

↑　はっきり言って、外観はまったく冴えない。
「えっ？ここに入るの？」という感じ。
中は、意外にこぎれいで、昼食時ということで、お客さんも多い。
運良く、２テーブルに分かれてだが、すぐに座れた。
澁谷さんお勧めのサンチェ定食（11000Ｗ）を注文。

↑　これで４人前。

↑　ご飯は赤い五穀米。

↑　この11種類のナムルをご飯に乗せて・・・。

↑　コチジャンをかけて混ぜ混ぜすると、ビビンバになる。

↑　チョングッチャンチゲ。
チョングッチャンとは、ゆでた大豆をわらに包んで発酵させたもので、日本の納豆に似た独特の香りがある味噌。早い話、納豆鍋にきわめて近い。
こういう食べ方もするのか、なるほど・・・と思いながら食べたら、おいしい！

↑　チジミ。
手前の赤いのは、ツルニンジンのコチジャン漬け。
ツルニンジンには滋養強壮効果があるとされる。

↑　山菜系のおかず。

↑　野生化した？ジャガイモ。
朝ご飯をちゃんと食べて、午前中はそれほど動いてないので、あまり食べられないと思ったが、おいしくて全部たべてしまった。
はっきり言って、昨夜の「コリアハウス」のコースより、ずっとおいしかった。
この店、実は日本の料理雑誌にも紹介されていて、韓国料理ニューウェーブの名店らしい。

↑　『料理王国』2012年9月号「特集・韓国料理の新潮流」。
私たちが食べた11種類のナムルが表紙になっている。
さあ、腹ごしらえして、これから本番。
（続く）