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石田仁編著『躍動するゲイ・ムーブメント―歴史を語るトリックスターたち』 [お仕事(執筆・成果)]

3月16日(木)

石田仁編著『躍動するゲイ・ムーブメント―歴史を語るトリックスターたち』(明石書店、2023年4月刊行予定)の書影が送られてきた。
躍動するゲイ1.jpg躍動するゲイ2.jpg
書影が出ると、「いよいよ本が出るのだなぁ」という実感。

今までも何度か書いているが、この本、必ずしも豊かとは言えなかった日本の「ゲイの社会史」という分野で、画期的な仕事になると思う。

とはいえ、その画期性が、LGBT業界で理解されるかと言えば、かなり心もとないのだが。

私としては、2023年「金の茶釜賞」の有力候補だと思っている。

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『しんぶん赤旗』コラム「きょうの潮流」 [お仕事(執筆・成果)]

2月6日(月)

昨日の『しんぶん赤旗』のコラム「きょうの潮流」が、拙著に言及してくださりました。
ありがとうございます。

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きょうの潮流
 平安時代の末期に執政の座にあった藤原頼長は当時の風俗を記した日記を残しました。そこには自身をふくめ男性同士の性愛についての記述が数多くあります▼中世から江戸の時代にいたるまで、日本の歴史には多様な性が息づいていました。それを検証した三橋順子著『歴史の中の多様な「性」』は、歌舞伎の女形がもてはやされたように社会や文化にも影響を与えてきたといいます▼抑圧されたのは明治以降。男らしさ女らしさの押しつけとともに富国強兵のための「産めよ増やせよ」が国から求められていきます。いまの自民党に根強く残る道徳観や家族観も、性的少数者を敵視した戦前の色に染められています▼「見るのも嫌だ」「同性婚なんか導入したら国を捨てる人も出てくる」。またも首相の周辺からあからさまな差別発言がとびだしました。元をたどれば、同性婚を認めたら「社会が変わってしまう」とした岸田首相の答弁です▼秘書官の暴言はそれを問われてのもので、秘書官室も全員同じ考えにあると。性差別論者の政務官起用も同様ですが、そうした人物を重んじてそばに置きながら、多様性を認めあう社会といっても口先だけの言い草です▼時を同じく、国連の人権理事会は性的少数者への差別の解消や同性婚の合法化を日本に勧告する報告書を採択しました。人権の時代にあって変わりゆく世界や社会。日本にも多様な性を受け入れる土壌がありました。変わらないのは個人の生き方を否定する人たちの頭のなかだけです。

『しんぶん赤旗』2023年2月5日(日)
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik22/2023-02-05/2023020501_05_0.html
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狂い咲きで「夢の(総合)3桁」 [お仕事(執筆・成果)]

2月5日(日)

あれ? Amazonがおかしなことになっている。
なんと「夢の(総合)3桁」じゃないか。
瞬間最大風速にしろ、これはすごいな(自賛でなく純粋に驚いている)。
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三橋 順子著『歴史の中の多様な「性」――日本とアジア 変幻するセクシュアリティ』
Amazon 売れ筋ランキング(本) - 976位
2位 ジェンダー
(2月5日15時)
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ちなみに、ジェンダー部門の1位は上野千鶴子先生の『女ぎらい 』朝日文庫、2018年10月)。.

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『週刊ポスト』「激動の2022年を振り返る(書評委員が選ぶ)『この1冊』」 [お仕事(執筆・成果)]

12月20日(火)

『週刊ポスト』2023年1月6日号の「激動の2022年を振り返る(書評委員が選ぶ)『この1冊』」に、拙著『歴史の中の多様な「性」―日本とアジア 変幻するセクシュアリティ―』(岩波書店)が取り上げられました
https://www.news-postseven.com/archives/20221220_1823860.htm

評者は井上章一先生(国際日本文化研究センター所長)。
ありがとうございます。
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『ふぇみん』に書評 [お仕事(執筆・成果)]

11月28日(月)

『ふぇみん』(ふぇみん婦人民主クラブ)2022年11月25日号に、拙著『歴史の中の多様な「性」』の書評が掲載されたとのこと。
ふぇみん20221125.jpg
フェミニズムの広報媒体が、拙著の書評を掲載してくれたこと、かなり意外。
ありがとうございました。
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「名著百選2022 私が今年、出会った一冊」 [お仕事(執筆・成果)]

11月14日(月)
(続き)
東京メトロ南北線(四ツ谷駅乗換)同・丸の内線で新宿駅へ。
西口地下道を少し歩き、「モード学園コクーンタワー」へ。

「タリーズ」があったので、休憩&水分補給。

B1階の「ブックファースト新宿店」で開催されている「名著百選2022 私が今年、出会った一冊」を見る。
IMG_3018.JPG
長年の研究会仲間の澁谷知美さんが、ありがたいことに、拙著『歴史の中の多様な「性」』を推薦してくださった(感謝)。

売れない本ばかり書いている私の本に「POP」(商品販売時に用いるアイキャッチ)が立ったの、初めてのように思う。
IMG_3020.JPG
IMG_3019.JPG
(澁谷知美さんの推薦文)
性的マイノリティが生きづらい社会は昔から? 答は否。性別が曖昧な人や同性との性愛をどーんと受け止めるのが「日本の伝統」だった。海外に目を向けるのもいいが、過去の日本に豊かな性が広がっていたことも忘れずにいたい。
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「ブックファースト新宿店」開催『名著百選2022 私が今年、出会った一冊』 [お仕事(執筆・成果)]

11月13日(日)

長年の研究会仲間の澁谷知美さんが、「ブックファースト新宿店」で開催されている『名著百選2022 私が今年、出会った一冊』に、拙著『歴史の中の多様な「性」』を推薦してくださいました。

ありがとうございます。
表紙カバー (6) - コピー.jpg
(推薦文)
性的マイノリティが生きづらい社会は昔から? 答は否。性別が曖昧な人や同性との性愛をどーんと受け止めるのが「日本の伝統」だった。海外に目を向けるのもいいが、過去の日本に豊かな性が広がっていたことも忘れずにいたい。

(企画の概要)
開催期間:2022年11月12日(土)〜12月31日(土)
場所:新宿店Aゾーン特設コーナー
規模:推薦者280名様 280タイトル(予定)
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384.7 [お仕事(執筆・成果)]

11月3日(祝)

拙著『歴史の中の多様な「性」――日本とアジア 変幻するセクシュアリティ』、図書館で使われる「日本十進分類法」では、384.7という分類らしい。

38は「風俗習慣、民俗学、民族学」。
384は「社会・家庭生活の習俗」。
384.7は「性風俗:接吻、交接、妾、恋愛、同性愛」。

セクシュアリティという分類項目が存在しないので、こういうことになる。

それにしても、「接吻、交接。妾」という並び、なんとも古めかしい。
L&Gの方、「同性愛」は「接吻、交接。妾」と横並びなの、知ってました?

「日本十進分類法」には「セクシュアリティ」という分類がないだけでなく「ジェンダー」もない。

ジェンダー関係の本は、
360 社会学
367 家族問題. 男性・女性問題、老人問題
367.1 女性・女性論
367.3 家・家族関係
367.5 男性・男性論
あたりに分類・配架される。

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「ご縁がなかった」ということ [お仕事(執筆・成果)]

10月6日(木)

いただいた本の出版社が青土社だったので思う。

実は私の論集、青土社から出してもらいたいと思っていた。

駆け出しの頃から『imago』『ユリイカ』『現代思想』などで、ご縁があったので。

ところが、2020年3月にあの論考が『現代思想』に掲載され、「これはもう、私のようなトランスジェンダーが、本を出してもらうのは無理」と判断した。

しばらくして、岩波書店の編集者からお話があり、そちらにお願いすることになった。

まあ、「ご縁がなかった」ということで、世の中、そういうものだと思っている。


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公共図書館の受け入れ状況(3) [お仕事(執筆・成果)]

10月5日(木)

拙著『歴史の中の多様な「性」 日本とアジア変幻するセクシュアリティ』の公共図書館の受け入れ状況。
刊行から3カ月、今のところ焚書の気配はなし。

品川区、大阪市、江東区、目黒区、北区、荒川区、豊島区、千葉市、さいたま市、墨田区、台東区,、板橋区、姫路市、北九州市、川崎市、杉並区、文京区、中野区、船橋市、堺市、大田区、宇都宮市、江戸川区、港区、八王子市、札幌市、浜松市、新宿区、相模原市、静岡市、中央区、足立区

新宿区はやっと入れてくれた。

東京23区でっまだ入れてくれない区
千代田区、渋谷区、世田谷区、練馬区、葛飾区。

渋谷区はなんで入れてくれないのだ?
こんなに尽くしているのに。

政令指定都市でまだ入れてくれない市。
仙台市、新潟市、横浜市、名古屋市、京都市、神戸市、岡山市、広島市、福岡市、熊本市。

こちらはまだまだ。20市の内半分の10市。

ちなみに同性パートナーシップ制度を導入しない3市(仙台市、名古屋市、神戸市)は、私の本も入れない。





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