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古い写真帳から(1995年5月 黒のミニ・ドレス)  [古い写真帳から]

10月8日(月・祝)

少しずつ進めている古い写真の保存(デジタル画像化)作業。
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1995年5月6日の撮影。
場所は、新宿三丁目の「びびあん」のカウンターの中。
この日、「びびあん」は、レズビアン・バーから女装系バーに衣替えして1周年のパーティーだった。

私は、その1週間前の4月29日に「びびあん」をお借りして、私がママを務める一夜だけの模擬店「フェイクレディ」を開催した。
その夜は、72名という予想外に大勢のお客さんが来てくださり、多忙を極めて「営業中」の撮影がまったくできなかった。
そこで、この日、改めて、さつきママにお願いして、この写真を撮らせていただいた。

着ているのは、いろいろなパーティで大活躍してくれた、お気に入りの黒のミニ・ドレス。
このドレス、1990年12月、当時は神田須田町にあった女装クラブ「エリザベス会館」のコンテストで新人賞をいただいた時の賞品だった。
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そのドレスを着て撮った写真(↑ 1991年4月25日撮影)で、1991年8月の「全日本女装写真コンテスト」で準グランプリをいただいた。
私を「競技女装」の第一線に導いてくれた、言わば「出世ドレス」で、それだけに思い入れも深い。

冒頭の写真は裾が隠れているが、2つ目の写真でスカートの部分が3段になっているデザインだとわかる。
短い丈のボレロと組み合わせることが多かったが、ボレロを着けずにノーストラップのオフショルダーで着るときは、3つ目の画像(↓ 1994年3月12日、エリザベス会館で撮影)のようにロング・グローブやガントレットと組み合わせていた。
ただ、当時は乳房がほとんど膨らんでいなかったので、今になって思うと、胸前はあまり出さない方がいいのだが・・・。
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新宿時代(1995~2001年)になっても愛用していたが、お手伝いホステスをしていた歌舞伎町区役所通りの女装スナック「ジュネ」は店内が狭いので、忙しく立ち働くには裾が大きいドレスは不適だった。

4つ目の画像(↓)は、1997年11月25日、「ジュネ」があった「丸源54ビル」2階の廊下で撮影したもの。
作家の松本侑子さんのパーティーに出席した後、侑子さんと「同伴出勤」した時。
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「ジュネ」が無くなり(2003年12月25日閉店)、ビルの内装もすっかり変わってしまった今となっては、お客さんを見送って店に戻る前、壁面の鏡でルージュや前髪の乱れを手早く直した、この廊下も懐かしい。

古い写真帳から(1993年2月 ビザール系の黒のボディコン・ワンピース) [古い写真帳から]

10月5日(金)

少しずつ進めている古いポラロイド写真の再生・保存(デジタル画像化)作業。
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撮影は1993年2月16日。
場所は、当時、江東区亀戸にあった女装クラブ「エリザベス会館」。

黒のボディコンシャスな超ミニ・ワンピースに黒のロングブーツ。
真っ赤な薄布をスタジオに持ち込んで敷き、赤と黒、そして色白の肌(太腿)の対照を狙った写真。

このワンピース、女装外出し始めて間もない頃、新宿にできたビザール・ファッション系(SMの「女王様」ファッション)のショップで買ったもの。
インポートもので、けっこう高かった。
二の腕の途中から先とウェストから下のサイドが銀色のリングになっていて肌がのぞく。
腕はともかく、ウェストのサイドがのぞいているので、普通のショーツが履けない。

お立ち台・羽扇子・ワンレン&ボディコン娘の印象が強烈なディスコ「ジュリアナ東京」(芝浦:1991年5月31日~1994年8月31日)に象徴されるバブル末期には、こうした困ったデザインの服が流行していた。

「ジュリアナ」のお立ち台で踊っているお姐さんたちもいろいろ工夫していたらしいが、私は撮影の時は「前貼り(まえばり)」をしていた。

「前貼り」と言っても今の人はわからないと思う。
映画のベッドシーンなどの際に股間に貼り付けて性器を覆い隠す物のこと。
と言っても、そういう物を売っているわけではなく、テーピング用の絆創膏とガーゼ・綿花などで自作する。

まず、絆創膏を三角形に組む.
その際、上辺の左右は少し出るようにする(▔▽▔←こんな感じ)。
そして▽の中にガーゼと綿花をあてる。
さらに▽の下の頂点にもう1本絆創膏を垂らすように付ける。
▔▽▔の部分を股間に押しあてて、垂らした絆創膏を後ろに回して固定する。
これで股間すっきりなのだが、こんなものを着けていたら、おトイレに行けないので、長時間の使用は無理。

下の2枚の画像は、同じ日にフィルムカメラで撮影したもの。
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身体のライン、今とは別人のように細いが、胸の膨らみは明らかに乏しい。
身体的には、まだまったく女性化していない頃なので。

化粧は、「女王様」を意識して、きつめ(やや吊り目)にしているのが、右の写真でわかると思う。

【お知らせ】
「続・たそがれ日記」の「古い写真帳から」シリーズ、アーカイブに収録しました。
下記のURLでご覧になれます。
http://zoku-tasogare-3.blog.so-net.ne.jp/archive/c2303265087-1

古い写真帳から(1995年12月・1997年6月、ボウリング) [古い写真帳から]

10月3日(水)

昨日アップした写真の流れで・・・。

今日、古いアルバムを調べたら、1995年12月9日、ボウリングしている写真がもう1枚出てきたので、並べてみた。
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↑ 左の投球はどうやら9本カウント(7番ピン残り)で、右が2投目でスペア狙い。
1投目と2投目でフォームが変わる悪い癖が出ている。

私は、第一次ボウリングブーム(1970年前後)が中学校~高校時代で、中山律子さんにあこがれた世代。
地元にできたボーリング場のオーナーが父親の患者さんだった関係で招待券をもらい、行ったのが最初(中学2年?)
高校時代にはボウリング・デートも何回かした。
大学時代にはもうブームは去っていたが、それで渋谷の宮益坂下にあったボウリング場でときどきは投げていた。

新宿で遊び始めた頃(1995~97年)、新宿の女装系の店の内、3丁目の「びびあん」にボウリング好きの人が多く、ときどきボウリング大会が開催され、私も何度か参加した。
場所は、歌舞伎町コマ劇前の「新宿ミラノボウル」。

肝心の腕前だが、3ゲームトータルで400~450くらい。
つまり、アベレージ133~150で、まあ、下手でもなく上手でもなく。
パワーがないので、ストライクがなかなか出ない、その代わりコントロールはまずまずでスペアで稼ぐタイプ。

「びびあん」の大会はだいたい10数人の参加だったが、いつも上3分の1以内だったと思う。
最高は2位、男性陣には勝てたが、航空自衛隊出身の都美也子さんのパワフルなボウリングには及ばなかった。

下の写真2枚は、1997年6月27日の撮影。
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この日は、銀光沢のノースリーブのトップに、オーガンジ-のブラウス(投げるときは脱いだ)、スパンディング素材のタイトなミニスカートというファッション。

こんな格好で投げていると、ボウリング場に屯っている暇なおじさんがが、いつの間にか何人もギャラリーになっている。
そんなおじさんの一人に「お姐ちゃん、脚きれいだね。でも、パンツ見えそうでみえないね」なんて言われる。
そりゃあそうよ、こういう時はちゃんと黒のガードル履いているから、そう簡単にはパンチラしません。

古い写真帳から(1995年12月、ボウリングの後?) [古い写真帳から]

10月2日(火)

部屋の片づけをしていて出てきた古い写真のデジタル画像化シリーズ。
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撮影は1995年12月9日(17年前)。

どんな状況で撮ったのか、ほとんど覚えていない。
同じファッションでボウリングをしている写真があるので、ボウリング大会の後の二次会(時期的に忘年会)で行った店だと思うが、どこだか不明(ピアノがある)。
ボウリングはいつもコマ劇前の「ミラノボウル」だったから、たぶん歌舞伎町だと思うのだが・・・。

夜遊びの場を、それまでの六本木から新宿歌舞伎町に移した頃。

上が白、下がアニマル柄のプルオーバーに豹柄のマイクロミニ、ラメ入り濃紺の幅広ベルト、レースクイン仕様の光沢のあるストッキング、黒のロングブーツという90年代ファッション。

実年齢はすでに40歳だが、28歳と自称していた(笑)

原版はフィルム・プリントなので、画像は鮮明。
ハイライト過ぎたので、少し補正。

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↑ 同じ日と思われるボウリングしている写真。

【追記(10月3日)】
今日、古い手帳を調べてみたら、「銀座でカラオケパーティー(南麻衣子さん主催)→ボウリング」という記載があった。
どうも、南麻衣子姐さんが銀座の店を借りてカラオケ・パーティーを開催し、それに参加した後、新宿に戻って歌舞伎町の「ミラノボウル」で遊んだらしい。
今では考えられない行動パターンだが、当時は、元気だった。
つまり、この写真の題としては「ボウリングの後?」ではなく「ボウリングの前」が正しかった。


古い写真帳から(1993年5月 ちょっとフェミニンな雰囲気) [古い写真帳から]

10月1日(月)

久しぶりに昔の写真。
部屋の片づけをしていて出てきた古い写真をデジタル画像化したもの。
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撮影は1993年5月27日(19年前)、当時、亀戸にあった女装クラブ「エリザベス会館」で。

黒のタイトなミニワンピースに、オレンジ色のカーディガン、髪型はこの頃の流行りのソバージュ。
私にしては珍しく、ちょっとフェミニンな雰囲気の構図。

原版はポラロイド写真なのでやや階調性に乏しく、顔を適正露出にするとハイライトの部分が飛んでしまう。
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