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古い写真帳から(1993年2月 ビザール系の黒のボディコン・ワンピース) [古い写真帳から]

10月5日(金)

少しずつ進めている古いポラロイド写真の再生・保存(デジタル画像化)作業。
930203-1.JPG
撮影は1993年2月16日。
場所は、当時、江東区亀戸にあった女装クラブ「エリザベス会館」。

黒のボディコンシャスな超ミニ・ワンピースに黒のロングブーツ。
真っ赤な薄布をスタジオに持ち込んで敷き、赤と黒、そして色白の肌(太腿)の対照を狙った写真。

このワンピース、女装外出し始めて間もない頃、新宿にできたビザール・ファッション系(SMの「女王様」ファッション)のショップで買ったもの。
インポートもので、けっこう高かった。
二の腕の途中から先とウェストから下のサイドが銀色のリングになっていて肌がのぞく。
腕はともかく、ウェストのサイドがのぞいているので、普通のショーツが履けない。

お立ち台・羽扇子・ワンレン&ボディコン娘の印象が強烈なディスコ「ジュリアナ東京」(芝浦:1991年5月31日~1994年8月31日)に象徴されるバブル末期には、こうした困ったデザインの服が流行していた。

「ジュリアナ」のお立ち台で踊っているお姐さんたちもいろいろ工夫していたらしいが、私は撮影の時は「前貼り(まえばり)」をしていた。

「前貼り」と言っても今の人はわからないと思う。
映画のベッドシーンなどの際に股間に貼り付けて性器を覆い隠す物のこと。
と言っても、そういう物を売っているわけではなく、テーピング用の絆創膏とガーゼ・綿花などで自作する。

まず、絆創膏を三角形に組む.
その際、上辺の左右は少し出るようにする(▔▽▔←こんな感じ)。
そして▽の中にガーゼと綿花をあてる。
さらに▽の下の頂点にもう1本絆創膏を垂らすように付ける。
▔▽▔の部分を股間に押しあてて、垂らした絆創膏を後ろに回して固定する。
これで股間すっきりなのだが、こんなものを着けていたら、おトイレに行けないので、長時間の使用は無理。

下の2枚の画像は、同じ日にフィルムカメラで撮影したもの。
Fas-9_2.jpg930216-3.JPG
身体のライン、今とは別人のように細いが、胸の膨らみは明らかに乏しい。
身体的には、まだまったく女性化していない頃なので。

化粧は、「女王様」を意識して、きつめ(やや吊り目)にしているのが、右の写真でわかると思う。

【お知らせ】
「続・たそがれ日記」の「古い写真帳から」シリーズ、アーカイブに収録しました。
下記のURLでご覧になれます。
http://zoku-tasogare-3.blog.so-net.ne.jp/archive/c2303265087-1

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コメント 2

老爺

昔は可愛かったね
今も 素敵ですけど
by 老爺 (2012-10-06 13:56) 

三橋順子

老爺さん、いらっしゃいま~せ。

2行目を添えるあたりがさすがです。
老翁さんに最初に会ったのは、この半年後くらいだったkな?

by 三橋順子 (2012-10-06 16:24) 

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