SSブログ

春の秩父路3人旅(1日目:新木鉱泉旅館) [旅]

4月9日(火)

西武秩父駅に戻り、一休みの後、お迎えの車で、秩父市街地から山一つ越したところにある「新木鉱泉旅館」(秩父市山田)へ。

もともとは江戸時代の文政10年(1827)創業の秩父34カ所観音霊場の3番「常泉寺」と4番「金昌寺」の間にある古い巡礼宿。
それを、古民家風の旅館にリニューアルし、現在は秩父路でトップクラスのお宿になった。

特別室「ひのきの間」(12畳)に通される。
新木鉱泉1.jpg
一段高いテラスに、檜の円形の露天風呂がある。
下は、横瀬川の絶壁で、風がよく渡る。
新木鉱泉2.jpg
実は、くーちゃんが隠し撮りした、おゆうちゃんと私の入浴写真があるのだが、流出すると、スキャンダル確実なので載せない。

泉質は、単純硫黄冷鉱泉(低張性・アルカリ性・冷鉱泉)で、泉温15度、pH9.24でアルカリ性が強く、とても滑らかなお湯。

18時半、別室に移動して夕食。
別室と言っても、すぐ向かいの部屋で、テーブルは3人だけ。
IMG_8418.JPG
陶板焼きのお肉は上州牛(秩父牛というのは聞いたことがない)。
IMG_8425.JPG
竹の子、今年の初物。
IMG_8424.JPG
焼魚はニジマス(撮り忘れ)。
天麩羅は、3人前。
IMG_8426.JPG
デザートの果物たっぷり。
IMG_8427.JPG

全体に野菜が多く、やさしい感じのお料理。
もともと食が細いおゆうちゃん、カロリーメントかじりながら激務をこなしているくーちゃん、2人とも満足してくれたようで何より。

部屋に戻ると、お布団が敷いてあった。
ビールの酔いと、お腹いっぱいで、脳貧血気味でダウン。

隣の布団で、2人が戯れている気配で意識が戻る。
どうも、くーちゃんがおゆうちゃんの布団に入り込んで、マッサージしているらしい。
ただ、おゆうちゃんは、身体が温まるマッサージが苦手なので、
「あたしはいいから、お姉ちゃんにしてあげなさい」
と、くーちゃん、追い出されて、こっちに来る。

くーちゃんのマッサージは、ひたすら揺する。
押すではなく、ともかく揺する。
揺すられているうちに、その部分がぽかぽかしてくる。
揺すり動かすことで、血行が良くなる。
私のような血行・循環不全気味の人には向いている。

とても気持ちが良い。
うつ伏せのまま身を任す。
とくに、筋肉の凝りとしびれで、棒のようになっていた左足の膝下がほぐれていくのがはっきりわかる。

「くーちゃん、お世辞じゃなく、すごい技術だよ。マッサージでお金取れるよ、プロになれるよ」
「看護師の仕事だけで十分です」
「高齢の患者さんにやったら、気持ち良くて極楽に逝っちゃうよ」
「それは、看護師としてまずいから、しません」

私は意識が遠のいていたから、わからないが、おゆうちゃんによれば、なんと2時間も揺すっていてくれたらしい。

2人が大きなお風呂に行っている間に、部屋の露天風呂に入る。
星空。
明日は、お花見日和だろう。

安らかな気持ちで眠りに就く。
就寝、1時半。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントの受付は締め切りました