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TGJPメンバーによる「性加害」問題 [現代の性(性別越境・性別移行)]

10月28日(土)

Transgender Japan(TGJP)を巡る問題、賛同を取り下げた団体の声明などから、TGJPメンバーによる、なんらかの「性加害」があったと思われる。

しかし、それについてTGJPからの情報開示・説明は、今のところ(28日15時)一切なく、いつ、どういう場で起こったことなのか、詳細は不明。。

公式の発表があるまでは、情報をブログにアップすることは控えるつもりだったが、どうも積極的な情報開示は行われないように思われる。、

このまま、何もなかったことになるのは、トランスジェンダーの人権擁護運動のあり方として問題があると思うので、今までわかっていることと、私見を記録しておく。
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25日夜、「ふぇみ・ゼミ&カフェ(ふぇみ・ゼミ、ゆる・ふぇみカフェ)」が、「東京トランスマーチ2023」への団体賛同を取り下げ。
「同マーチ主催団体であるTransgender Japan関係者による性暴力について、被害を受けた方からの告発があり、Transgender Japanに団体として確認したところ事実関係をお認めになったことが理由」
https://femizemi.org/2023/10/statement/

やっぱり、こういう流れになっていくのか・・・。

賛同団体が「Transgender Japan がマーチを中止しないことに強い懸念と憂慮の念を表します」とまで言うのは、よほどのこと。

昨年のマーチの件で、「暴力的」という批判があるのに、それを上書きしてしまう。
私思うに、暴力的な言動に対する主催者の認識が甘すぎる。

組織の中に「暴力装置」(鉄砲玉)的な構成員を囲っておくというのは、極左・極右が「伝統的」にやってきた手法だけど、現代の社会運動ではもう通用しない。

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25日夜。「青森レインボーパレード」も「東京トランスマーチ2023」への賛同を取り下げ、不参加を表明。
青森は、性暴力には特に厳しい姿勢のところだから当然か・・・、と思いながら、声明文を読んでいったら・・・。
「21日付でTransgender Japanより発表のあった公園での警備上の理由によるステージイベント・ブースの中止に関しても、当団体に対し、説明していただいた理由とは異なっております」
青森RP声明.jpg

えっ、これどういうこと?
発表された理由と、実際の理由は異なるということなのか?

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「Broken Rainbow-Japan」が「賛同」取り下げ・「不参加」表明、これで3団体目。

「トランスマーチ2023に関し、当会は賛同を取り下げ参加をいたしません。
告発された性暴力に関し、適切、真摯な対応をTGJPに求めてきましたが叶いませんでした。
被害に関し、沈黙を強いるようなことは許されないと思っております。」
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26日、セックスワーカーが安全・健康に働けることを目指して活動している団体「SWASH」が「東京トランスマーチ」への「賛同」取り下げ。

これで4団体目。
Swash声明1.jpgSwash声明2.jpgSwash声明3.jpg

SwashとTGJPの関係の深さを知っているだけに、衝撃は大きい。

いったいTGJPは、何を隠しているのだ?
一度、失った信頼は、容易なことでは帰ってこないのだよ。
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TGJPメンバーによる加害、私はT氏による執拗な付きまとい・撮影行為のことかと思っていた。
それが発生したのは10月16日。

しかし、SWASHの声明によると、相談を受けたのは「10月初旬」で、合わない。

つまり、別件ということ。
しかも「暴力行為」ではなく「わいせつ行為」。
いっそう事態は深刻。

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組織のメンバーから時に不埒者が出るのは避けられないこと。
重要なのは、その時の組織の対応。
経緯を説明・開示して、適切な処分を行い、謝罪すべきは謝罪する。
それが現代の危機管理の方法。
隠蔽は最悪。
そもそもこれだけSNSが発達した時代、隠蔽などできるはずがない。

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起こってしまった性加害問題を組織的に隠蔽する「トランスジェンダー人権団体」なんて,あり得ない。

私が目指したトランスジェンダーの人権運動とは真逆。

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私だって怖い。
路上で付きまとわれて、超近接撮影されて、ネットにさらされるのは嫌だ。
コミュニティ内の保身を考えたら、口をつぐんでいる方が楽だ。
でも、それでは、性加害の隠蔽に加担することになる。
それは、私の倫理観からできない。

もっと倫理的にルーズだったら、楽に生きられたのだろうな、と思う。
私は「ならぬことはならぬものです」の会津藩の血筋だからな。

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