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少数派が議員を送り出せるのが大選挙区制の特徴 [政治・選挙]

4月16日(日)

東京都の区議会議員選挙のような大選挙区制の場合、仮に定数30で31人の候補者が平均的に得票したとして、得票率は3.3%弱になる。

実際には、たくさん得票する候補がいるので、当選ラインの得票率は2%以下、1.7~1.8%くらいになる。

つまり、投票者の2%以下しか支持しない、かなり偏った少数の主張でも当選できるということ。
「反LGBT」の人は、世の中にだいたい5%くらいはいるので、その票をまとめれば、1人は確実に当選できる。
実際、荒川区議選で「反LGBT」的な主張する小坂英二候補は、前回(2019年)2.8%くらいの得票率だった。

「なぜ反LGBTの議員が当選するのだ!?」と憤る(嘆く)人がいるが、選挙理論からしたら、むしろ当たり前のこと。

逆に世の中にだいたい5%くらいはいるLGBTの票をまとめれば、で、1人は確実に当選できる。
少数派が議員を送り出せるのが大選挙区制の特徴ということ。

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