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アウターライズ大地震&津波の危険性 [地震・火山・地質]

3月17日(木)

もう何度も書いているけど、2011年3月11日の東日本太平洋沖巨大地震(M9、逆断層型)の反動としての、アウターライズ大地震(海溝軸の外側で起こる正断層型)はまだ起こっていない。

アウターライズ大地震は、震源が陸地から遠いので揺れは大きくないが、浅い正断層型で巨大な津波をともなうことが多い。

近年では、明治三陸大地震&大津波(1896年、M8.2- 8.5、死者・行方不明21959人)に対する昭和三陸大津波(1933年、M8.1死者・行方不明3064人)が、アウターライス地震による大津波の事例。

アウターライズ地震津波の危険性は、3.11の直後から指摘してきたが、11年が経ち、多くの人の意識から消えようとしている。
しかし、明治三陸と昭和三陸の感覚は37年だった。
まだまだ「これから・・・」の可能性が大きいのだ。

思えば、2,011年3月11日の東日本太平洋沖巨大地震の2日前の3月9日にM7.3の前震があった。
今回のM7.3がアウターライズ大地震&津波の引き金にならないことを願う。


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