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SRSを受けた人の長期追跡調査(スウェーデン) [現代の性(性別越境・性別移行)]

1月19日(日)
ある方に教えていただいた、スウェーデンでSRSを受けた人の長期追跡調査「Long-Term Follow-Up of Transsexual Persons Undergoing Sex Reassignment Surgery: Cohort Study in Sweden」。
Long-Term Follow-Up of Transsexual Persons Undergoing Sex Reassignment Surgery in Sweden.png
https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371%2Fjournal.pone.0016885&fbclid=IwAR2DjjYtvgLGzCT2fFJNIZzYWiF8Wk1i1UrDaHEdhECykg3qpfQCwsJqPV8

とても興味深い。
手術後10数年のところで、MtFの生存率がガタガタと落ちるのはなぜなのだろう?

ちなみに日本で「ガイドライン」に則したSRSが行われるようになってから22年が経ったが、長期にわたるフォローアップ調査はない。

ときどき、メディアの人に「性別移行をした人の平均寿命」について質問されるけど、「データがありません」としか答えようがない。
仮説的には、
① 一般女性>一般男性>MtF>FtM

② 一般女性>MtF>一般男性>FtM
のどちらかだと思う。
②は私の願望が入っているが・・・。

FtM短命説は、短命化効果があるテストステロン(男性ホルモン)の過剰投与が要因とする説だが、実証はされていない。

日本の場合、2008年頃から急増したFtMの人たちがどれだけ生きるかを調査すれば、良いデータになるが、それがわかるのは今から50~60年後だから、私は知らない。
平均寿命的なデータでは、「自殺」がけっこう影響を与える。
MtFの自殺がFtMより多いと、FtMの方が長生きという結果になるかもしれない。

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