「プライドハウス東京」の紹介記事。 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]
7月19日(金)
「プライドハウス東京」についての『朝日新聞』の紹介記事。
「日本における性的少数者の歴史や文化を紹介するコンテンツづくり」間に合うのか? いや間に合わせないと。
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性的少数者の交流施設、原宿に設置へ ラグビーW杯
国際スポーツ大会の期間中に性的少数者(LGBTなど)が交流し、安心して過ごせる施設「プライドハウス」が今秋のラグビーワールドカップ(W杯)に合わせて東京・原宿に設けられる。ラグビーW杯での試みは今回が初めてで、来年の東京五輪・パラリンピックでも設けられる予定だ。
プライドハウスは2010年バンクーバー冬季五輪時に地元のNGOが始めた取り組み。その後、五輪・パラリンピックやサッカーW杯でも活動は広がっている。「プライドハウス東京コンソーシアム」代表の松中権さんは「この取り組みを一過性にせず、レガシーにしていきたい」と話す。
松中さんによると、スポーツは男女に分けられる競技が多く、性的少数者に対する差別や偏見が根強いという。プライドハウスは、世界中から訪れる性的少数者の選手や家族らが安心できる場所を作ろうとしたことが設置のきっかけだった。
プライドハウス東京にはLGBT支援団体を中心に現時点で28団体が集結する。国際オリンピック委員会(IOC)の最高位(TOP)スポンサーであるパナソニックのほか、野村ホールディングスや日本生命など東京五輪・パラリンピックのスポンサーなどが協賛し、オランダやカナダ、フランスなどの各大使館が後援を決めた。サッカー女子日本代表の熊谷紗希ら現役選手も個人として名を連ねる。
開催期間は9月20日~11月4日。交流拠点を設けるほか、子どもが多様性について学ぶためのワークショップや、日本における性的少数者の歴史や文化を紹介するコンテンツづくり、性の健康に関する情報発信などを各団体などが連携して準備中だ。
ラグビー界では、4年前のW杯イングランド大会の決勝で主審を務めた英国人のナイジェル・オーウェンズさんが同性愛者であることを公表している。今月11日、松中さんは来日していたオーウェンズさんに会って、プライドハウス東京への支援を快諾してもらったという。
いまは性的少数者の若者が困った時に訪問できる施設が国内にないことから、国内初の常設施設を設けたい構想がある。東京五輪・パラでは公認プログラムの認定を受けることを目指しており、松中さんは「2020年という『バネ』を活用したい」と意気込む。(伊木緑)
『朝日新聞』2019年7月19日11時49分
https://digital.asahi.com/articles/ASM7D2H1WM7DUTQP001.html?rm=375
「プライドハウス東京」についての『朝日新聞』の紹介記事。
「日本における性的少数者の歴史や文化を紹介するコンテンツづくり」間に合うのか? いや間に合わせないと。
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性的少数者の交流施設、原宿に設置へ ラグビーW杯
国際スポーツ大会の期間中に性的少数者(LGBTなど)が交流し、安心して過ごせる施設「プライドハウス」が今秋のラグビーワールドカップ(W杯)に合わせて東京・原宿に設けられる。ラグビーW杯での試みは今回が初めてで、来年の東京五輪・パラリンピックでも設けられる予定だ。
プライドハウスは2010年バンクーバー冬季五輪時に地元のNGOが始めた取り組み。その後、五輪・パラリンピックやサッカーW杯でも活動は広がっている。「プライドハウス東京コンソーシアム」代表の松中権さんは「この取り組みを一過性にせず、レガシーにしていきたい」と話す。
松中さんによると、スポーツは男女に分けられる競技が多く、性的少数者に対する差別や偏見が根強いという。プライドハウスは、世界中から訪れる性的少数者の選手や家族らが安心できる場所を作ろうとしたことが設置のきっかけだった。
プライドハウス東京にはLGBT支援団体を中心に現時点で28団体が集結する。国際オリンピック委員会(IOC)の最高位(TOP)スポンサーであるパナソニックのほか、野村ホールディングスや日本生命など東京五輪・パラリンピックのスポンサーなどが協賛し、オランダやカナダ、フランスなどの各大使館が後援を決めた。サッカー女子日本代表の熊谷紗希ら現役選手も個人として名を連ねる。
開催期間は9月20日~11月4日。交流拠点を設けるほか、子どもが多様性について学ぶためのワークショップや、日本における性的少数者の歴史や文化を紹介するコンテンツづくり、性の健康に関する情報発信などを各団体などが連携して準備中だ。
ラグビー界では、4年前のW杯イングランド大会の決勝で主審を務めた英国人のナイジェル・オーウェンズさんが同性愛者であることを公表している。今月11日、松中さんは来日していたオーウェンズさんに会って、プライドハウス東京への支援を快諾してもらったという。
いまは性的少数者の若者が困った時に訪問できる施設が国内にないことから、国内初の常設施設を設けたい構想がある。東京五輪・パラでは公認プログラムの認定を受けることを目指しており、松中さんは「2020年という『バネ』を活用したい」と意気込む。(伊木緑)
『朝日新聞』2019年7月19日11時49分
https://digital.asahi.com/articles/ASM7D2H1WM7DUTQP001.html?rm=375
2019-07-19 13:13
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