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私のスタンス [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

6月9日(日)

GF問題、店主が会いたいというので会い、誠意をもって現状分析を説明して、問題点を指摘し、店側が受け入れられる改善策を進言した。
その時は対応を明言してもらえなかったが、後日、その線で運営方針を変更してくださった。
結果的に建設的な話し合いだったと思う。

「会いたい」と言われたから出ていく。
会ったら、ちゃんと話をして、必要なら知恵も出す。
それがそんなに悪いことなのか?

私は店主に謝罪要求などしていない。
そういう筋の話ではないからだ。
むしろ、店主が声明で率直に謝罪してくださり、驚いたくらいだ。

私が強く進言したのは、セキュリティの強化だ。
セキュリティをカテゴリーで考えるのではなく、個別対応にしてほしいということ。
お客さんの安全が第一という点で、店主と私の見解は一致していた。
だから改善策を受け入れてもらえたと理解している。

遠藤まめたさんらの「TRPに対する要望書」、私は提案者でもなければ、賛同の署名もしていない。
あちらも、私に提案者になるよう求めていない。
ただ、「拡散してください」と頼まれたので紹介しただけ。
私に責任があるかのような批判は、まったく筋違い。

TRPに関しても、私はまったくの部外者。
今年は人を介して仕事(広報誌『beyond』の特集の執筆)を依頼されたけど、それは研究者としての仕事としてやったこと。

そもそも、私はTRPのパレードを歩いたことがない。
沿道の観客ではあっても、参加者ですらない。

「プライドハウス東京」も、依頼された仕事としてやっている。

意識して組織に所属しないのは、研究者として自由な立場でいたいから。

所属しているのは「GID(性同一性障害)学会」くらい。
あそこは、勉強のため研究大会に出席しようとすると、自動的に会員になってしまうシステムだから。

もともと、家で文献や地図を見ているのがいちばん楽しい、かなり引きこもり傾向が強い研究者だから、自分で出かけていくことが少ない。

どこにでも出かけていく行動力があるアクティビストとは正反対。

もちろん勉強になる所(学会・研究会)には行くし、見ておかなければいけないと思う事象(たとえばTRPのパレードとか)は観察しに行く。

だから、「活動家」とか「アクティビスト」とか言われるのは心外に思うだけでなく、ほんとうに献身的で活動的な本物のアクティビストに申し訳なく思う。

私、ほとんど自分のことしか考えていない。
ただ、自分に降りかかる火の粉は払うけどね。


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