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「『新潮45』問題を古いゲイ3人が考えた」の感想 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

10月27日(土)

別に「古いゲイ」でも、語り合っていることがまともなら、それでいい。

でも、そもそもの問題として、LGBT全体に関わるテーマをGだけで語り合おうという永易氏の発想(企画)が、あまりにも「古い」。

LGBTって枠組みでやっていくというのなら、もうそれでは通用しないことはわかりそうなのだけど。
G中心主義が骨身に浸み込んでいるのだろう。

『新潮45』問題を古いゲイ3人が考えた(1) 内から、外から、バックラッシュが始まった?!
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『新潮45』問題を古いゲイ3人が考えた(2) マイノリティの分断と内部対立を超えてhttps://www.buzzfeed.com/jp/shibunnagayasu/teidan-2

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>だから、そっちはそっちでやってよ
「『保守層にも聞いてもらえるよう、こちらが配慮しなきゃダメだ』とみずから言う当事者が出てきたのが現在でして……。」という永易氏の認識に対する北丸さんの返答に大賛成。

ゲイという共通性だけで意見が違う人が、なにも一緒に運動する必要はない。

目立たずひっそり暮らしたいゲイの人たちは、「私たちはひっそり目立たず暮らしたい!」という言論活動でも街頭活動(デモ)でもやればいい。

「当事者内外の分断を埋める」なんて、そもそも不可能だし、意味がない。
そんな無駄なことに力を尽くすより、少しでも前へ進むべし。

考えの違う人が、違う場所でそれぞれ活動すれば、それでいいのだし、その総体が世の中を変えていく力になるのだから。

『新潮45』問題を古いゲイ3人が考えた(3) マイノリティの分断と内部対立を超えて
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「運動」なんて、一人一人が、やりたいこと、やれることをしていけばいいのだよ。
もちろん、やりたくない人はそうすればいい。

より大勢の人の感性に合うところには人は集まってくるし、そうじゃないところには人は集まらない。

そうやって自ずから方向性が見えてくる。
基本はそういうものなのだけど、ゲイ世界のような古くて狭い世界だと、いろいろなつながりやしがらみ、さらにはどろどろの怨念があって、スムーズにいかない。

いろいろ話を聞いていくと、00年代、日本のゲイの社会運動の停滞を招いたのは、そういうしがらみや怨念に基づく無益な対立(足の引っ張り合い)が原因のように感じる。
(北丸さんは在米経験が長く、そこらへんに関わっていない貴重な方なのだ)

だから、もうそういう世代は第一線を退いて、しがらみが少ない若い世代に「運動」の主体を任せるべきだし、実際、そうなりつつある。

それでいいのだと思う。

『新潮45』問題を古いゲイ3人が考えた(4)あなたはここからなにを考える?
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