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政権トップの座が回ってくるとは思わなかったあはず [テレビ批評(光る君へ)]

3月11日(月)

「光る君へ」第10回「月夜の陰謀」

寛和の政変で、藤原兼家が政権を掌握した段階で、時姫腹の三男である道長まで、順番が回ってくるとは、本人も周囲も思っていなかったはず。

兼家の政治権力の継承者は、長兄の道隆であるのは、衆目の一致するところ。
さらに次兄の道兼もいる。

道隆政権が長く続いたら。道長も内大臣(No3)くらいにはなれたと思うが、政権トップは無理。

まさか、道隆が43歳の壮年で逝き(長徳元年4月10日)、そのわずか1カ月後(5月8日)に道兼が35歳で亡くなるとは誰も思わない。

年の初めに権大納言で序列7位だった30歳の道長に政権の座が回ってくる。
(兄2人に加え、上席の大納言2人も病死)
それを強力に後押ししたのが、一条天皇の母であり、道長の姉である詮子さま。

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