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「『LGBTQ+』の『Q』ってなんですか?」 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

12月19日(火)

私が「LGBT」という概念についてはもちろん、最近ではトランスジェンダーという概念にも懐疑的になりつつあることは、著書を読んでもらえば、わかると思う。

そんな私に、なんで
「『LGBTQ+』の『Q』ってなんですか?」
と質問してくるのだろう?
そんなことは時代遅れの「活動家」たちに尋ねてね。

というのは愚痴で、「現場」(公開対談)では誠実にお答えしました。

まず、Qは2つあること。
1つめのQは、ジェンダー・クイア(男女どちらにも典型的でない性別表現を積極的にとる人)。
もう1つの Qは、クエスチョニング(決めたくない人、わからない人:未定性)。

そもそも「LGBT+」という概念は、「SOGIE」、つまり、性的指向(sexual orientation)、性同一性(gender identity)、性別表現’(gender expression)、および身体の性的特徴(Sex Characteristics)の非典型のことで、そこに性的嗜好(sexual preference)を含まないのが、基本的な「お約束」。

なぜなら、きわめて多様な性的嗜好を並べたら収拾が付かなくなるし、そもそも人権擁護の運動から生まれた「LGBT+」という概念に、他者の人権を侵害するものも含む性的嗜好を同列に並べるべきではない。

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