SSブログ

『デカメロン』1冊行方不明、2冊「発見」で1冊増えた [性社会史研究(性風俗雑誌)]

5月12日(水)

「性社会文化史アーカイブ」に入れる雑誌を、リストと現物を照合しながら箱に入れる作業中。

リストにある『デカメロン』1954年4月号が、いくら家探しても、見つからない。
デカメロン1954年4月号.jpg
その家探しの結果、リストにない『デカメロン』1954年5月号と1955年3月号を発見。
デカメロン1954年5月号 - コピー.JPG デカメロン1955年3月号 - コピー.JPG
しかも、1955年3月号は最末期のもので、特徴的な漫画風の表紙から、末期にはごく普通の女性の絵の表紙に変わったことが判明。

正直なところ、あるはずの雑誌がもっと見つからないと危ぶんでいたので、1冊行方不明、2冊「発見」で1冊増えたのは、望外の上首尾。

実は、こんなこと(アーカイブ化)になるとは、夢にも思わなかったので、初期に収集した雑誌は、必要な記事だけコピーして、本体は適当にあちこちに仕舞い込んでいた(捨てないだけ良かった)。
だから、家探ししていて「発見」がある。

1956~66年に刊行された性風俗雑誌『100万人のよる』も、家探しの過程で14冊も出てきた。
nice!(0)  コメント(1) 

nice! 0

コメント 1

キヌギヌ

ひゃー、ご自宅はきっと宝の山なんでしょうね。一度お邪魔して心ゆくまで物色してみたいです。思春期に通い詰めた古本屋の香りは今も時折、夢に見ます。
アーカイブ化、誠に骨の折れる作業だと思いますが、どうか頑張って下さい!
by キヌギヌ (2021-05-13 04:32) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。