男色喫茶・酒場「イプセン」の位置 [性社会史研究(性別越境・同性愛)]
8月13日(日)
伏見憲明さんとの対談「新宿二丁目ができるまで」に出てくる、新宿3丁目にあった男色喫茶・酒場「イプセン」。
http://aday.online/2017/08/09/oshiete-6/
↑ モダンな外壁、「イプセン」は2階で(看板の位置が高い)、1階は「ロア」という店だった(写真は伏見憲明さん提供)。
「イプセン」は、1951年(昭和26)開店(伏見さんが店主から聞き取り)。
『内外タイムス』1953年(昭和28)7月23日号に「男色酒場I」として紹介された。
↑ 看板に「イプセン」と読める。
『風俗草紙』1954年1月号掲載の、かびや・かずひこ「続・男色喫茶店」にも、紹介されている。
1965年刊行(1963~64年現況)の住宅地図では、明治通り東側(「伊勢丹」の向かい)の映画館街の裏通り、「新宿大映」(現在は「コメ兵」)の裏手に「喫茶イプセン」とある。
「バー ロア」と同じ区画に書かれている。
1階が「ロア」で2階が「イプセン」。
現在は、住宅地図の「トルコかぶき」「喫茶イプセン・バーロア」「旅館文園」「バーエルザ・バーマム」の範囲が「第6三和ビル」になっていて、1階にはパチンコ店が入っている。
↑ 現況(2017年8月8日撮影)。
「イプセン」があったのは、画面中央左寄り「新装開店」ののぼりが立っているあたりか。
伏見憲明さんとの対談「新宿二丁目ができるまで」に出てくる、新宿3丁目にあった男色喫茶・酒場「イプセン」。
http://aday.online/2017/08/09/oshiete-6/
↑ モダンな外壁、「イプセン」は2階で(看板の位置が高い)、1階は「ロア」という店だった(写真は伏見憲明さん提供)。
「イプセン」は、1951年(昭和26)開店(伏見さんが店主から聞き取り)。
『内外タイムス』1953年(昭和28)7月23日号に「男色酒場I」として紹介された。
↑ 看板に「イプセン」と読める。
『風俗草紙』1954年1月号掲載の、かびや・かずひこ「続・男色喫茶店」にも、紹介されている。
1965年刊行(1963~64年現況)の住宅地図では、明治通り東側(「伊勢丹」の向かい)の映画館街の裏通り、「新宿大映」(現在は「コメ兵」)の裏手に「喫茶イプセン」とある。
「バー ロア」と同じ区画に書かれている。
1階が「ロア」で2階が「イプセン」。
現在は、住宅地図の「トルコかぶき」「喫茶イプセン・バーロア」「旅館文園」「バーエルザ・バーマム」の範囲が「第6三和ビル」になっていて、1階にはパチンコ店が入っている。
↑ 現況(2017年8月8日撮影)。
「イプセン」があったのは、画面中央左寄り「新装開店」ののぼりが立っているあたりか。
2017-08-14 01:54
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コメント(2)
新聞記事の男給である某大医学部学生とは、
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2014-09-21-2
のゲイボーイ「ジミー」さんかもしれませんね。
コメントしていた甥御さんのブログに「ジミーはその意をくんで昭和医大へ入学・上京。昭和8年生まれですから…」と思い出が綴られていました。新聞記事が1953年なので年齢も一致するし、「青江のママ」の店の前にイプセンでデビュー?なんて妄想をしています。
by 新宿好き (2017-08-14 22:43)
新宿好きさん、いらっしゃいま~せ。
おおっ! たしかに符合します。
ご教示ありがとうございます。
by 三橋順子 (2017-08-16 01:34)