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第47回衆議院総選挙2014(序盤情勢)議席予想 [政治・選挙]

11月27日(木)
安倍首相の「アベノミクス失敗隠蔽&延命解散」で衆議院は任期4年を半ば残して解散、師走の総選挙(12月2日公示、14日投票)となった。
前回、第46回総選挙2012の大勝利で、小選挙区のほとんどすべての候補者が揃っている与党自民+公明党に対して、選挙準備が整っていなかった野党は、候補者の擁立もままならず大苦戦。
与党自民+公明党は350議席以上をうかがい、第21回総選挙1942で大政翼賛会が獲得した381議席に次ぐ、大勝利が予想された。

しかし、その後、野党の候補者擁立と選挙区調整が急速に進み、少し情勢が変わってきた。

そこで、ほぼ候補者が揃った段階で、各選挙区ごとの情勢を分析して、それを積み上げて現在の獲得議席数を予測してみた。
前提として、争点に乏しい身勝手解散なので、投票率を史上最低は大きく更新する53%と推定した。
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      現有    予想 (小選挙区:比例区) 増減
自 民 295 → 281 (211:70)     -14議席
民 主  62 →  80 (40:35)      +18議席
維 新  42 →  43 (15:28)      + 1議席
公 明  31 →  36 (9:27)       + 5議席
次世代  20 →   5 (3:2)       -15議席
共 産   8 →  17 (0:17)       + 9議席
生 活   5 →   2 (2:0)        - 3議席
社 民   2 →   2 (1:1)        ± 0議席
無所属  14 →   9 (9:0)        - 5議席
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合  計 479 → 475
※現在は定数480の欠員1、 改選後は「0増5減」により定数475。

自民党は、安定した戦い。
北海道、神奈川、愛知などでいくつかの小さ選挙区で取りこぼする可能性があるが、比例区は圧倒的に優勢で、全体で14議席減程度にとどまり、大勢に影響はない。

民主党は、前回大敗の傷が癒えず地方組織が壊滅している所も多く、大きな失地回復は望めない。
北海道、埼玉、東京、神奈川、愛知などのいくつかの選挙区で、選挙区協力が効果を上げて奪還できる選挙区があるものの、西日本はまったくの不振。
小選挙区の候補者を減らしたことで、比例区も伸びず、全体で18議席程度を回復するだけ。

維新の会は、小選挙区では地盤の大阪府以外では、神奈川8区、東京15区など数議席に止まりそう。
比例区もブームが去り、解党したみんなの党の票を吸収したとしても、前回並には届かない。
それでも、選挙区調整の成果で現有議席に1議席ほど上乗せすると予想。

公明党は候補を立てた9つの小選挙区を全勝した上に、低投票率を利して比例区で議席を伸ばし、現有議席に5議席ほどを上積みしそう。

次世代の党は、小選挙区は幹部がいる広島3、熊本4、大阪13だけ、比例区も党名が浸透せず、地盤の東京に加えて南関東がやっと。
合わせて5議席しか目途が立たず、現有議席を大きく減らしそう。

共産党は、小選挙区での当選は難しそうだが、ほぼ全選挙区に立てた候補が着実に票を集め、かつ低投票率も有利に働き、ほとんどの比例区で1議席を上乗せして、現有議席を倍増して17議席に躍進。

生活の党は、小選挙区(岩手4、沖縄3)だけで、比例区の獲得は困難で、2議席。
社民党は小選挙区(沖縄2)と比例九州の2議席のみ。
無所属は、山形3、茨城7、埼玉11、山梨2、兵庫12、広島6、鹿児島3に、旧みんなの党の幹部の栃木2、神奈川4を加えた9議席。

【27日23時】みんなの党の解党、選挙区調整による政党移動を踏まえて現有議席を訂正。
結局、与党圧倒的多数の1強多弱状況に変化はなく、700億円もの国費(税金)を使って、アベノミスク&安倍政権を延命させるだけの結果に終わりそう。
【28日23時】比例区の情勢分析を再考して、獲得予想議席を訂正。

各選挙区の予想一覧は、公示後にアップします。
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