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とても心配だ [現代の性(性別越境・性別移行)]

8月5日(土)

前gid.jp代表の山本蘭さんが久しぶり(4カ月半ぶり)にツィート。
それによると、肺の病気による極度の食欲不振で、身長172cmで体重44kg、BMIが15を切りそうとのこと。

5月5日のイベントでお会いしたときより、さらに痩せてしまったのでは?
(5月はまだ49kgはあったのが、3ヵ月で5kg痩せたとのこと)

この数値だと、基礎体力の低下がとても心配になる。
入院して人工的に栄養補給をするとか、なにか方法はないものだろうか。

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8月5日(土)『ホルモンと臨床』初校ゲラ校正 [お仕事(執筆)]

8月5日(土) 曇り  東京  31.9度  湿度71%(15時)

11時、起床。
朝食は、サワーチェリーパイ(崩壊)とコーヒー。
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だいぶ体調回復。
昼食は、残りご飯に焼き茄子少し、牛筋の煮込み。
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やはり足りないので、お豆腐。
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昼過ぎ、内分泌系の医学専門雑誌『ホルモンと臨床』(医学の世界社)の初校ゲラが届く。

『ホルモンと臨床』63巻4号は、トランスジェンダー特集。
私は「日本におけるトランスジェンダーの歴史と現在」というテーマを依頼されたのだが、その手の概説はもう書き飽きている。

せっかく内分泌系の専門雑誌に書かせていただくのだからと思い、メインテーマは簡潔に記して余ったスペースを「性別越境者とホルモン投与」に充てた。
で、医師法&薬事法違反の事例をたくさん書いた(時効のものばかりだが)。

没になるかと思ったら、載せてくれるらしい。

夕方、初校ゲラ校正、終了。

2時間ほど夕寝。

夕食は、鶏もも肉を焼く(ガラムマサラ味・バジル風味)。
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生野菜。
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お風呂に入って温まる。
就寝、2時。
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「女体盛り」 [性社会史研究(一般)]

8月4日(金)

今日、やたらあちこちで「女体盛り(にょたいもり)」という言葉を見かけると思ったら、今回の内閣改造で一億総活躍(少子化対策・男女共同参画)担当大臣に任命された松山政司参議院議員(58歳)が、1998年の「日本青年会議所女体盛り事件」の参加メンバーだった?という話。
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で、20~21年前のこんな会話を思い出した。
お客「いやまいったよ。今夜のパーティー」
ホステス順子「どうしたんですか?」
客「女体盛りって知ってる? 裸のおねえちゃんの上に刺身とか乗ってるの」
順「聞いたことはあります」
客「それが出てきちゃってさ」
順「・・・」
客「で、刺身が温(ぬる)いんだよ」
順「人間の体は摂氏36度の発熱体ですからね」
客「だよな。温かい刺身なんて気持ち悪くてさ」
順「食べたんですか?」
客「うん、一切れ」
順「人の肌って細菌がたくさんいて、衛生的ではないですよ」
客「ほんとに気持ち悪くなってきた。ちょっとトイレ・・・」

時期的にほぼ一致するから、当時(1990年代後半)、流行っていたのだろう。

残念ながら、関西性慾研究会の『性の用語集』(2004年)、『性的なことば』(2010年、いずれも講談社現代新書)では「 女体盛り」を項目として取り上げなかった。
なので、詳しい来歴がわからない。

「わかめ酒」は『性的なことば』で澁谷知美さんが担当執筆している。
「わかめ酒」の起源は花柳界の芸者遊びにあったと思われるが、「女体盛り」も同様で、その昔の旦那衆の遊びが起源だったのではないかと想像している。
ただ、根拠となる資料・証言がまったくない。
機会があったら調べてみよう。

【追記(5日13時)】
刺身を乗せる「女体盛り」の起源は、バブル経済期(1980年代後半)、北陸(石川県)の温泉で、温泉芸者の過激な性的サービスのひとつとして出現したという説。
風俗ライターの長老・館淳一さん(小説家)の記憶なので信憑性は高そう。

【追記(5日23時)】
50年前(1967年)、A氏(当時21歳)は『問題小説』のグラビア撮影のアレンジを依頼された。
小説家の筒井康隆氏が「女体盛り」をしたいというので、モデルを連れて元赤坂の旅館に行くと、料理人が裸体の上に刺身を盛り付けた。
着物姿の筒井氏が箸でつまんで食べているシーンを撮影したのをカメラの後ろで眺めていた。

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日本青年会議所女体盛り事件

1998年2月14日、日本青年会議所の幹部ら33人が、北海道旭川市駅前のホテル地下の居酒屋でハレンチな猥褻行為を目的とした会合を行なった。旭川JCメンバーと日本JC会議スタッフが「今日はバレンタインデーなので、旭川では女体盛りを用意しました」と、コンパニオンとして呼んだ16歳の少女を全裸にし刺身を盛り付けたパーティーを企画していた。その場にいた日本JC議長と副議長4人を含むメンバーらは、「一瞬「おおっ!」と驚きの声を上げ、次いで蜜にたかる蟻のように女体盛りに群がった」。「初め女の子はサングラスをかけていたが、乗ってくるとそれをはずし、脚も開いた。なかには刺身を股や乳首にくっつけてから食べる」JCメンバーもいた。
事件は6月になって少女が補導され、パーティーの顛末を話したことで発覚した。10月に議長らは旭川中央警察署で事情聴取を受け、逮捕者を4人出した。少女を手配した1996年衆院選に北海道6区から出馬している不動産会社役員の東京JC会員(27)は売春防止法違反と北海道青少年保護育成条例違反で逮捕され、東京JCを除名処分となった。
当時、松山建設代表取締役社長で(社)日本青年会議所副会頭だった松山政司参議院議員(当時39歳、翌1999年度日本JC会頭就任)もその場に参加していたとして問題になった。
1998年11月3日と17日発売の写真週刊誌『FLASH』に「「女体盛り」逮捕犯」「あ!日本青年会議所(JC)議長のハシが乳首を!!刺身「女体盛り」ハレンチ写真」などの表紙見出しで、現場写真が2号連続で掲載された。
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https://anond.hatelabo.jp/20160221220900

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鈴木邦男さんの「森友問題」論 [政治・選挙]

8月4日(金)

『朝日新聞』の夕刊で新右翼「一水会」元代表の鈴木邦男さんが「森友学園問題」について語っている。
「『愛国心』は、他人を無意味に批判、排除する際にも使われる、愛のない言葉です。教育現場に持ち込むべき言葉ではありませんよね。」
実に真っ当な見解。

逆に言えば、安倍首相夫妻とその取り巻き連中(さらに、その支持者たち)が、右派としていかにレベルが低い(思想、人間性、そして知性という点で)かがよくわかる。

10年ほど前に、あるパーティで同席して、お話をうかがったことがある。
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↑ 鈴木邦男さんと(2008年12月20日)

私とは考え方に違いはあっても、お話にしっかり筋が通っていて、「ああ、筋金入り右翼とはこういう方なのだ」と思った。
そして、礼儀をわきまえた、すてきな紳士だった。
私より一回り上だが、お元気そうで何より。
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(論! 森友・加計問題)「愛国心」を疑わず、お墨付き 鈴木邦男さん
『朝日新聞』2017年8月4日16時30分

■新右翼「一水会」元代表・鈴木邦男さん(74)

森友学園が新設する予定だった小学校は「愛国心教育」を掲げていました。

50年近く愛国、右翼運動に携わっており、前理事長である籠池泰典容疑者の気持ちはわかります。だけど「愛国心」を口にする人に僕がまず抱くのは、不信感です。「愛国心に基づく行動は何ログイン前の続きでも許される」と誤解した人たちを、多く見てきたからかもしれません。

また「愛国心」は、他人を無意味に批判、排除する際にも使われる、愛のない言葉です。「俺は愛国者だから韓国が嫌いだ、中国をやっつけろ」という風に。教育現場に持ち込むべき言葉ではありませんよね。

学園の系列幼稚園では、教育勅語の素読もさせていたとのことですが、教育勅語は右翼団体のなかでさえ「終わったもの」と捉えられ、集会で朗読することもなくなりました。ある程度の判断能力がついたときにその存在を教えるならまだしも、何もわからない小さな子どもに教え込む意味がわかりません。

こうした学園の教育方針を、安倍晋三首相の妻昭恵氏が評価していたようです。しかし、それが森友学園の問題を引き起こした一番の根っこでしょう。

「愛国心」を掲げる相手がいたら、不信感を抱いて距離を置きます。昭恵氏はなぜそうしなかったのか。かつての右翼運動を理解していれば、違ったのかもしれません。間違った「お墨付き」を与えたことが、役人の「忖度(そんたく)」疑惑を招くきっかけになったと思っています。
(聞き手・釆沢嘉高)
http://digital.asahi.com/articles/DA3S13072461.html

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