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アジアから捉え直すべきもの [現代の性(性別越境・性別移行)]

2月24日(土)

昨年11月に「アジアにおける《多様な性》」プロジェクト研究会で話した内容を、少しリニューアルして、昨日、国際基督教大学のゲスト講義「サードジェンダー:多元的ジェンダー観から考える」でお話した。

アジアからの視点でジェンダー&セクシュアリティの枠組み(理論構造)を捉え直すという、現代の日本の学界では、まず確実に黙殺される異端の学説なので、文章化して、どこかに残しておかなければ、と思う。

とりあえずは、自分のブログかな、
でも、このブログも私が死ねば亡くなっちゃうのだけど。

具体的に何を捉え直すべきか。
① 男女二元のジェンダー観をベースにしたトランスジェンダー観。
② (バイセクシュアルを介在するにしても)ホモセクシュアルとヘテロセクシュアルの二項対立的なセクシュアリティ観。
③ 身体本質主義的でジェンダー表現を軽視する性別観。

早い話、ジェンダーが(二元的でなく)多元的であるならば、そこに立脚するセクシュアリティが二項対置構造に収まるはずはないということ。

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