SSブログ

弘徽殿の女御(こきでんのにょうご) [テレビ批評(光る君へ)]

2月11日(日・祝)

「光る君へ」第6話で、花山天皇の寵愛を受けながらも、はかなく消えた弘徽殿の女御・藤原忯子(よしこ)役の井上咲楽さんのツイート。
-----------------------------
井上咲楽 @bling2sakura
·ついに喋りました!
大河ドラマに出る日が来るなんて…しかも寵愛されすぎて寝込んでしまうなんて!
貴重な機会でした。本当にありがとうございました
------------------------------

登場場面は3回あったが、1回目は初枕のシーンで、「変態」の皇太子に手首を縛られるだけで、台詞無し。
弘徽殿女御1.jpg
2回目は、ご寵愛が過ぎて、ぐったり臥せっているシーンで、やはり台詞無し。

一言も発しないで出番が終わるかと思われたが、3回目の天皇が見舞うシーンで、やっと台詞があった。
弘徽殿女御2.jpg
しかし、その直後、亡くなる。

そして、その死は、時の政局に大きな影響を与えることになる。

「光る君へ」では、花山天皇の弘徽殿女御は、はかなく亡くなってしまうが、『源氏物語』で弘徽殿の女御と言えば、主人公・光源氏の最大の敵役。

でも、単に内裏の弘徽殿が御在所の女御さまということなので、多くの御代に弘徽殿女御がいた。
天皇の御在所である清涼殿から最も近い後宮の殿舎なので、天皇のお渡りが頻繁な有力な女御の殿舎になることが多かった。
内裏殿舎図.jpg
早い話、利便性。

逆に、『源氏物語』で、光源氏の母(桐壺更衣)が住んでいた桐壺は、とても遠い。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントの受付は締め切りました