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藤原道綱、登場 [テレビ批評(光る君へ)]

2月4日(日)
「光る君へ」第5回「告白」。

第5回にして、「蜻蛉日記」の作者・藤原道綱母(このドラマでは藤原寧子)と兼家の次男・道綱が登場。
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↑ 兼家と道綱の母(演:財前直見)。
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↑ 舞を披露して、父・兼家を慰労する道綱(演:上地雄輔)。

道綱、この才女を母に、権謀術数の権化・兼家を父に持ちながら、いったいどうして?というくらい,凡庸な人。

ともかく、摂政・兼家の息子なので、それなりに出世し、道長政権下でも,道長の「兄」なので、それなりに処遇されるが、筆頭大納言を20年も務めたが、終生ついに大臣にはなれなかった。
(唯一の大臣昇進のチャンスは、道長の嫡男・頼通に超される)

陣定(じんのさだめ:公卿会議)でまともな意見が言えず、藤原実資に「一文不通の人(まともに文章が読めない人)」と言われたほどで、大臣が務まる能力ではなかった。


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