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「GID特例法」家事審判、想定される最高裁の判断は4パターン [現代の性(性別越境・性別移行)]

10月5日(木)

「GID特例法」についての家事審判、想定される最高裁の判断は4パターン。

①「違憲」
「GID特例法」の「生殖機能喪失要件」は即時に死文化。
同要件をクリアしていなくても、家庭裁判所で戸籍の性別を変更可能に。

②「違憲状態」
「生殖機能喪失要件」が即時に死文化することはないが、立法府(国会)に「GID特例法」の改正(「生殖機能喪失要件」の撤廃)を要請する可能性大。

③「合憲」+少数意見
前回(2019年)の判断と同様。

④憲法判断を示さない
申立人が。ホルモン療法によって「生殖腺の機能を永続的に欠く状態にある」ことは認める。
(ただし「外性器形態近似要件」は満たしていないので、性別変更は棄却)。

【私見】
①はまずない。社会的混乱が大きすぎる。

②が現状ではベストだと思うが、残念ながら、可能性は大きくない。

③は最高裁判事の保守性を考えると、いちばん可能性が高い。
ただし、かなりの数の少数意見が付くので、最高裁内部の意見分裂が露わになる。

④は意外に可能性があるように思う。
「肩透かし」で完全に「逃げ」だが、最高裁内部の意見分裂はごまかせるし、「最高裁で弁論まで開いておきながら、何も変わらないのか!」という批判もかわせる。
姑息な連中が考えそうなこと。

可能性としては、
③>>④>>>>②>>>>>>>①
だと思っている。

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