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12年前の放射性物質汚染、もう誰も関心がない [世相]

8月29日(火)

もう皆、忘れていると思うが・・・。

12年前の春、東京を含む関東地方には、福島第一原発の水素爆発で、発生した放射性物質を大量に含む雲から、大量の放射性物質が降り注いだ。

結果、あちこちの道路脇でヨウ素131(半減期8.1日)がプッチン、プッチン(放射性物質が崩壊して放射線が出る擬音)、そっちの草むらでセシウム134(半減期2.7年)がプッチンという状態になり、空間線量も平常時の倍近くになった。

放射能雲が千葉県北西部方面から東京東部に入ったので、東京は東部ほど土壌汚染がひどかった(足立区など)。
荒川水系の水道水には、放射性物質が混じり、それを多くの人が飲料水として飲むことになった。
(ウチは多摩川水系なので、汚染はさほどでもなかったが)

12年経った今でも、東京東部の公園の土を数センチ掘れば、半減期が長いセシウム137(半減期30.1年)が出てくるはずだ。

で、放射線被曝の影響で癌の発生が増え、平均寿命が5%ほど縮むという説もあった。

あれ、結局、どうなったのだろう?
癌、顕著に増えたのだろうか?(高齢化の進行で一定のペースで増えるはずだが、それ以上に)
平均寿命の短命化現象は起こったのだろうか?

もう誰も関心がない。

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