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性同一性障害者の量的モデル [現代の性(性別越境・性別移行)]

8月20日(日)

性同一性障害者の量的モデル。

過去の調査(針間克己ほか2017)から、GID診断者の戸籍変更率をFtM23.3%、MtF16.0%、戸籍返送済みの性比をFtM:MtF=3:1とする。
現在の戸籍変更済み人数を約11000人(ほぼ実数)として試算。

GID診断済  52596人
 MtF 17188人
 FtM 35408人

戸籍変更済 11000人(変更率FtM23.3%、MtF16.0%)
 MtF 2750人
 FtM 8250人

GID診断済・戸籍未変更 41596人
 MtF 14438人
 FtM 27158人

仮に、医学的診断を要件化し、手術要件を撤廃した場合、当座、新たに戸籍変更の対象となるのは41596人(MtF14438人、FtM27158人)。

同性婚が認められない現状では、非婚要件は残さざるを得ないので、その制約で対象者はさらに少なくなる。


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