川崎市の簡易宿泊所火災、放火が原因？

２月３日（水）

11人が死亡した昨年5月17日未明の川崎市川崎区日進町の簡易宿泊所の火事が、放火であった可能性が強くなった。
事件直後から、火の気がないはずの玄関付近から出火していることが不審だったが、ガソリン（のような）成分が検出されたのなら、外から玄関にガソリンを撒いて火をつけた可能性が高い。
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2015-05-18-9

放火なら、未必の故意による大量殺人事件ということになるが、はたして立件できるだろうか？

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簡易宿泊所火災、放火が原因　川崎市消防局が報告書

11人が死亡した昨年５月の川崎市の簡易宿泊所火災について、市消防局が原因を放火だったとする報告書を今月中にまとめる方針であることが２日、市消防局への取材で分かった。

市消防局によると、火元となった宿泊所「吉田屋」の玄関付近からガソリンのような成分が確認された。宿泊者の証言も踏まえ、火災原因に関する調査報告書で放火と結論付ける方針。

吉田屋は木造２階建てと届け出ながら、３階建てだったことが火災後に判明。市は周辺の宿泊所49棟を調査し、うち24棟について同様の構造などを理由に建築基準法違反と認定した。

火災は昨年５月17日未明に発生。隣接する宿泊所２棟を全焼し11人が死亡した。〔共同〕

『日本経済新聞』2016/2/2 12:55
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG02H4U_S6A200C1000000/