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統一地方選挙 セクシュアル・マイノリティ議員は3名で変わらず [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

4月27日(月)
統一地方選挙が終わった。

まず、世田谷区議会選挙で上川あやさん(無所属)が3位で悠々4選を決めた。
2003年 5024票(72人中6位)初当選
2007年 6572票(71人中2位)再選
2011年 7099 票(82人中6位)3選
2015年 7132 票(82人中3位)4選

4回とも上位で当選で、しかも選挙の度ごとに得票を伸ばしている。
組織のない無所属議員で、これはなかなかできることではない。
区民のために、ちゃんと仕事をしている証拠だと思う。
大したものだと思う。

このまま区議を続けるのはもったいない。
ぜひ、次はステップアップして都議会議員を目指してほしい。
世田谷区は定数8だから十分に当選の可能性はあると思う。

中野区議会選挙では、石坂わたるさん(無所属)が1783票(31位:定数42) 再選された。
「流行(はやり)」に流されることなく、弱者のために地道に仕事をしていることが評価されたのだと思う。
前回の当選がぎりぎり(1620票、39位)だったので、少し危ぶんでいたが、良かった。

豊島区議会選挙では石川大我さん(社民党)が1837 票(20位:定数31) 再選された。
前回は1615票、31位だったので、票数も順位も上がった。
1期目途中での社民党代表選挙や衆議院選挙に出馬(落選)したことが知名度アップにつながったのだろう。
でも、区議なのだから区民のために仕事をするのが筋だと思う。

今回の統一地方選挙でセクシュアル・マイノリティであることをオープンにして当選した地方議員は、この3名だけで、残念ながら、前回と人数的に変わらなかった。
言葉を換えれば、セクシュアル・マイノリティの政治進出は、この4年間ほとんど停滞したということ。
物事に進むときと止まることがあるのは仕方がないが、正直ちょっと期待外れだった。
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