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チリ南部、カルブコ火山が54年ぶり噴火 [地震・火山・地質]

4月23日(木)
南米チリ南部のカルブコ(Calbuco)火山が22日、54年ぶりに大噴火。
これはすごい!
チリ・カルブコ火山1.jpg
チリ・カルブコ火山.jpg
↑ 噴煙が広がったキノコ状の雲に何重ものリング構造が見える。
噴火の際に生じた衝撃波の痕跡か?
チリ・カルブコ火山3.jpg
↑ 噴火している山の左にもあきらかに火山と思われる(富士山のような)山がある。

カルブコ(Calbuco)火山は、南アメリカチリ南部のプエルト・モント市北東方35キロメートルにある安山岩質の成層火山。
標高2015mの活火山で、古くは1893年、近くは1961年など、7回の明確な噴火記録がある。
爆発型噴火であるが、1893年の大噴火では高温ラハール(火山泥流)を、1929年1月には火砕流、溶岩流が発生し、付近に大被害を与えた。
後期更新世には、1888年(明治21)の磐梯山の場合と同様の、山体崩壊を起こしている。
チリ・カルブコ火山(2010).jpg
↑ カルブコ山(2010年)
300px-Relief_Map_of_Chile.jpg
↑ カルブコ山の位置 

【追記】
22日夜、再度の大噴火。
灼熱した溶岩片を大量に含む大きな噴煙柱と激しい火山雷で大迫力の写真。
チリ・カルブコ火山4.jpg
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カルブコ火山が43年ぶり噴火、チリ南部で非常警報
【4月23日 AFP】南米チリ南部にあるカルブコ(Calbuco)火山が22日、43年ぶりに噴火し、当局が非常警報を発令した。
AFPBB News 4月23日(木)11時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150423-00010006-afpbbnewsv-int
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【4月23日 AFP】およそ半世紀ぶりに噴火したチリ南部のカルブコ(Calbuco)火山が22日夜、再び噴火した。
約7時間前に発生した最初の噴火は54年ぶりに起きたものだったが、当初は43年ぶりと伝えられていた。チリ国立地質鉱業調査所(National Geologic and Mining Service)によると、周辺地域で現在も非常警報が出されている。
噴火によって火口からは噴煙柱が上空高くまで形成された。周辺地域からはこれまでに約5000人が避難したが、現在のところ、負傷者は報告されていない。(c)AFP
AFPBB News 2015年04月23日 17:33 発信地:サンティアゴ/チリ
http://www.afpbb.com/articles/-/3046275?ctm_campaign=topstory
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