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御嶽山噴火、不明者の総数つかめず [天文・気象・生物]

9月29日(月)

今日の夕方の段階で、死亡確認12名+心肺停止(未収容)24名=36名
あと、行方不明の人が何人いるのだろう?
安否不明者41名ということは、そこから心配停止(未収容)の24名を引くと17名が行方不明の可能性があるということか?
とすると、犠牲者の最大見積もりは、36+17=53名ということになる。
もし、そうなると、昭和・平成の最大の火山災害
「43人 1991(平成3) 雲仙普賢岳  火砕流」
を超えて、
「59人 1914(大正3) 桜島  噴火・地震(大正大噴火)」
に次ぐ大火山災害ということになってしまう。
この規模の噴火で、いったい、なんということだ・・・・。
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御嶽山噴火、不明者の総数つかめず
長野、岐阜両県にまたがる 御嶽山 おんたけさん (3067メートル)の噴火で、長野県警は29日、山頂の剣ヶ峰付近から心肺停止状態の8人を収容し、全員の死亡を確認した。
このうち5人の身元が判明し、死者は12人となった。一方、同日午後、新たに5人が心肺停止状態で見つかった。頂上付近で火山ガスの濃度が高くなり、午後2時前に救助活動を中止。山中には少なくとも心肺停止状態の24人が残っている。
新たに身元が判明したのは、東京都大田区、高田紗妃さん(29)、横浜市港北区、本多達一さん(39)、川崎市麻生区、高橋秀臣さん(41)、静岡県御前崎市、増田直樹さん(41)、岐阜県中津川市、関口泰弘さん(39)。
長野、岐阜県警と陸上自衛隊、消防などの合同救助隊はこの日早朝から救助を再開。長野県側からは824人が入った。28日に確認された31人のうち、午後2時までに8人をヘリで収容。新たに心肺停止状態と確認された5人は、山頂の剣ヶ峰付近にある御嶽神社奥社周辺で見つかった。県警は「灰が積もった岩場で見つかった」としている。
この日は、山頂付近の小規模噴火が断続的に発生し、二酸化硫黄など人体に有害な物質が含まれる火山ガスの濃度が高くなったため、午後2時までに捜索を中止した。救助活動は30日も、29日とほぼ同じ人員で続けられる予定。
県と内閣府によると、午後4時半現在、長野、岐阜両県の重軽傷者は計69人になった。
同日午前8時から長野県庁で開かれた災害現地対策本部会議後、陸自松本駐屯地の広報担当者は、「安否不明者は41人に上る」と明らかにした。連絡が取れない人や御嶽山周辺の駐車場に放置された乗用車の所有者などを基に集計。山中に取り残されている人の数は正確につかめていない。
気象庁によると、29日も噴火は続き、噴煙の高さは火口の縁から上空へ約500メートル伸びた。大量の火山ガスが放出され、救助隊が活動限界と定めているガス濃度「5~10ppm」を超えたという。
政府と長野県のテレビ会議に参加した名古屋大学の山岡耕春教授は「1979年に匹敵する大きな水蒸気噴火」と指摘。そのうえで、「噴煙などを見ると、長期的には火山活動は終息に向かっているが、突然の噴火に気を付けてほしい」と呼びかけた。
『読売新聞』2014年9月30日(火)00:20
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