マリノス敗戦、サッカーＪリーグ、優勝は最終節の等々力に持ち越し

11月30日（土）
残り２戦となったサッカーＪリーグ（33節）、首位を行く横浜Ｆマリノス（勝点６２）は、大観衆で埋まったホーム日産スタジアムに新潟アルビレックスをホームに迎えての戦い。
今日、勝てば優勝決定のマリノスは、後半、優勢に試合を進めるが、ＧＫ東口を中心とするアルビレックスの堅守に阻まれ、逆にカウンターをくらい、９年ぶりの優勝を期待した65000人ののサポーターの前で０－２で敗戦。

優勝の可能性を残す３チームの内、広島サンフレッチェが１－０で湘南ベルマーレに勝ち、勝点を６０に伸ばした。
一方、浦和レッズはサガン鳥栖に１－４で惨敗し、優勝の可能性がなくなった。
勝った方が優勝戦線の可能性がわずかに残ることになる鹿島アントラーズｖｓセレッソ大阪の試合は、アントラーズが２－１で競り勝ち、３位に浮上。

この結果、優勝決定は最終34節（12月７日）に持ち越された。

１位　横浜Ｆマリノス　　　　勝点６２　得失点差＋１９　（最終戦）川崎フロンターレ（等々力）
２位　広島サンフレッチェ　勝点６０　得失点差＋２０　（最終戦）鹿島アントラーズ（カシマ）
３位　鹿島アントラーズ　　勝点５９　得失点差＋１０　（最終戦）広島サンフレッチェ（カシマ）

アントラーズは最終戦勝利、マリノスとサンレッチェが敗戦という条件で、マリノスと勝点６２が並ぶが、得失点差の差が９もあり、これを逆転しない限り優勝はなく、その可能性はほとんどないだろう。
したがって、優勝はマリノスとサンフレッチェにほぼ絞られた。
マリノスはフロンターレに勝てば自力優勝。
しかし、敗れると（勝点６２）、サンフレッチェが勝った場合（勝点６３）と逆転されてしまう。
マリノスがフロンターレと引き分けた場合、サンフレッチェが勝つと勝点６３で並ぶ。
その場合、マリノスの得失点差は＋１９のままで、サンフレッチェの得失点差は＋２０以上になるので、サンフレッチェの逆転優勝となる。
もちろん、サンフレッチェは、引き分けでは駄目で勝つことが優勝への必須条件。

ということで、優勝の鍵は、12月7日、等々力競技場に横浜マリノスを迎える川崎フロンターレが握ることになった。
過去のＪ１での対戦成績はフロンターレの７勝４分８敗で、拮抗している。
７日の等々力がすごいことになりそうだが、残念なのはフロンターレが優勝に絡めなかったこと。
フロンターレは、今日、大分トリニータに勝って勝点５７で５位に浮上したが、最終節でマリノスにもし勝っても勝点６０で、優勝ラインには勝点２及ばない。
つまり、今シーズンの１０の敗戦の内、もし１つでも勝利に変えていたら、優勝戦線に残り、マリノスとの最終決戦に臨めたのだ。
フロンターレの選手たちには、１勝の価値を改めて噛みしめてほしい。

コメント 4

62000人以上の観客の前でのマリノスの敗戦は・・・。しかし、これは次節、等々力を満杯にするための、川崎への配慮のための敗戦だったのかもしれません。w

しかし、フロンターレもまだ諦めてはいけませんね。３位になればACLの出場権が取れます。
by Komatsu (2013-11-30 23:49) 

Komatsuさん、いらっしゃいま～せ。
今日のマリノス、やはり優勝を意識して気持ち的に余裕がなかったと思います。
最終戦も今日のような心理状態だと、フロンターレにやられると思います。開き直れるかどうかでしょうね。
おっしゃる通り、フロンターレは最高３位までの可能性（フロンターレ勝ち、アントラーズ、レッズ負け）があるのですが、ＡＣＬに行くのはけっこう負担なので、できれば４位でいいです。
ちなみに現在５位のフロンターレは、勝って４位に上がれば賞金６千万、負けて６位に落ちれば賞金２千万なので、４千万円をかけた大勝負なのです。
やっぱり負けられません。


by 三橋順子 (2013-12-01 01:07) 

今季、フロンターレはたしか単独最下位からの出発だったので、
最終節、この順位にいることが単純に嬉しいです。
もちろんマリノスには勝ってほしい！
当日、息子は塾のテストの予定だったのですが、
日程変更してもらいました(^_^;)。

by MIKA (2013-12-02 20:55) 

MIKAさん、いらっしゃいま～せ。
出出しは、ほんとうにＪ２落ちかと思いました。
不甲斐なくてぜんぜんブログに書く気になりませんでした。
良く立て直したとは思いますが、もう少し良いスタートを切っていたらと悔やまれます。
あと、天皇杯も頑張ってほしいですね。
by 三橋順子 (2013-12-05 03:31)