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高温少雨の夏 [天文・気象・生物]

9月3日(月)

関東地方は、高温少雨の夏だった。
しかし、ときどき強い雨(大雨)が降る。

気候が荒々しくなっている。
つまり、ますます熱帯化しているということ。

こうした現象を今までは「異常気象」(一時的な現象)としてとらえてきたが、もう「気候区が北へ移動し(ずれ)ている」(継続性のある現象)と考えた方がよいと思う。

東京では、かって(20年ほど前)は、まず見られなかった熱帯の花ブーゲンビリアが露地で咲き誇り、暖温帯性のツマグロヒョウモンが飛びまわっているのだから。

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この夏、記録的少雨でも大雨回数最多 気象庁まとめ

気象庁は3日、夏(6~8月)の天候のまとめを発表した。太平洋高気圧に覆われた期間が長い北日本と東日本は高温少雨傾向だったが、その高気圧の縁をなぞるように湿った暖気や台風が入り込んだ西日本や沖縄・奄美は雨が多かった。北日本と東日本では少雨傾向が続く見込みという。

気象庁によると、北日本の太平洋側の降水量は平年の69%で、1946年以降で4番目に少なかった。8月は山梨県富士河口湖町が過去最少の平年比11%にあたる26.5ミリ。前橋市や福島市、仙台市でも平年の1割程度しか降らなかった。

日照時間が多い地域が広がり、猛暑日が過去最多になった地点はタイ記録も含めて9カ所。埼玉県熊谷市では猛暑日が31日に達した。一時的に強い雨が降ったのも特徴で、観測点一千カ所あたりでみると、1時間50ミリ以上のア目を観測した回数は1976年以降で最多の185回となった。

一方、沖縄・奄美では降水量が過去最多の平年比167%。8月には平年の3~4倍も降る地点があった。西日本の太平洋側も9番目に多、平年比132%となった。
『朝日新聞』2012年9月3日20時27分
http://www.asahi.com/national/update/0903/TKY201209030452.html



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