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1月12日(金)「歴史から買売春を考える」(第1回) [お仕事(講義・講演)]

1月12日(金)

今夜の特別講座「歴史から買売春を考える」(第1回)「『遊行女婦』から近代公娼制へ」(横浜パラダイス会館)に御来場の皆さま、ありがとうございました。

当初の3人から少しずつ増えて8人の方が話を聴いてくださりました。

興味深かったのは男女比で、6:2で男性が多かったこと。
寒い冬の夜、必ずしも治安が良くない横浜・黄金町(今朝も殺人事件があった)という条件は、女性にはきつかったかもしれません。

逆に言えば、条件さえ整えば、このテーマで15人くらいは集まるかな、と思いました。

買売春の定義から始めて、奈良時代の「遊行女婦」から安土桃山~江戸初期の「廓」の成立、明治時代の「近代公娼制」の成立、明治44年(1911)の「吉原炎上」、大正3年(1914)の新吉原遊廓の花魁道中復興、そして、角海老楼・白縫花魁の救世軍駆け込み事件まで、1時間55分で一気にしゃべりました。

次週(19日)、第2回は戦後篇で、RAA(特殊慰安協会)、「パンパン」「赤線」、そして現行法規である「売春防止法」(1956)についてお話しします。
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