SSブログ

1月9日(火)資料紹介資料紹介「責め場の女形に憑かれて」の原稿整理 [お仕事(執筆)]

1月9日(火)

『Antitled』3号に「資料紹介」として寄稿する「責め場の女形に憑かれて-中村和美さんからの手紙-」の書式を整え、解説を手直しする作業。
文字数3万字、画像70点の長編なので、1日がかり。

中村和美さんは、1970~80年代、数多くのSM雑誌に告白記や小説を寄稿した「和装女装マゾ」。
2003年、ご本人から「こんな人生があったことを後世に伝えて欲しい」と、長文の手紙と多数の画像を託され、私がライフヒストリー的手記に構成・編集し、解説を付した。
4-3.jpg10-4(2).jpg
責め場の女形への憧憬に始まり、性別越境(女装)、マゾヒズム、和装フェティシズム、男色が交差するセクシュアリティの記録として、また、女装者の性行動が活発だった「before it」(AIDS流行以前)の時代の記録として、他に類例がなく資料価値が高い。

また、南青山の歌舞伎女形バー「音羽」や上野の和装ゲイバー「ロンシャン」など1960年代・東京の性風俗の記録も貴重。

でも、本当に載せてくれるのか? かなり不安。

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントの受付は締め切りました