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印象に残ったレポート。 [お仕事(講義・講演)]

8月1日(火)

印象に残ったレポート。

(1)ゲイの性行動について、実態調査したレポート。
タチ(能動)とネコ(受動)の比率がほぼ半々。
さらに身長と相関があり、タチが高身長、ネコが低身長傾向。
まあ、そうだろうな、と思うけど、データはほとんどない。
数字できちんと示したのは貴重なのでA+評価。
社会学の研究ノートくらいにはなるレベル。
ところがその学生、現代社会学専攻ではなく、英米文学専攻。

(2)秋葉原の女装メイドカフェのフィールドワーク調査。
スタッフ4人と男性客2人にインタビュー。
臨床心理学専攻のだ男子学生で、講義の後、何度も相談に来ていて、期待通りの出来映えでA+評価。
副産物として、父親が娘を偏愛し、息子2人を虐待した結果、兄弟とも女装するようになった事例も聞き取り。
少なくとも私はこうした事例は知らない。
かなり珍しいパターン。

(3)女子学生が、新宿二丁目のゲイバーを訪れ、店主(ゲイ男性)や常連客に受け入れられるプロセスのレポートも面白かった。

私は興味を持ったことを自分で調べて、考えて書いたレポートを評価する、
とくに「現場(フィールド)」を踏まえたレポートを高く評価する。
これらのレポートは、その要素を満たしている。

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