浅沼 智也『虹色ジャーニー 女と男と、時々ハーフ』 [現代の性(性別越境・性別移行)]
3月17日(日)
浅沼 智也さんの新著『虹色ジャーニー 女と男と、時々ハーフ』(文芸社、2019年4月)をいただく。
日本のTrans-manの自伝としては、虎井まさ衛『女から男になったワタシ』(青弓社、1996年)や杉山文野『ダブルハッピネス』(講談社、2006年5月)が知られているが、昨年刊行された、遠藤まめた『オレは絶対にワタシじゃない』(はるか書房。2018年)とともに、新しい世代(第3世代)のTrans-manの自伝。
ご本人は「問題作」と言っているが、性別違和、性別越境、性愛、就労などさまざまな問題に真っすぐ立ち向かっている、いたってまともな「半生記」だと思う。
こうした真摯な人生が問題にされるのなら、それこそ問題だろう。
それと、帯に「半生記」とあるが、著者はまだ30歳、「半生記」というには早すぎる。
せいぜい「三分の一生記」だと思う。
なぜこんなことを記すかというと、ちょっと生き急いでいるような気がしたから。
あなたの人生の旅はまだまだ先が長いのだよ。
浅沼 智也さんの新著『虹色ジャーニー 女と男と、時々ハーフ』(文芸社、2019年4月)をいただく。
日本のTrans-manの自伝としては、虎井まさ衛『女から男になったワタシ』(青弓社、1996年)や杉山文野『ダブルハッピネス』(講談社、2006年5月)が知られているが、昨年刊行された、遠藤まめた『オレは絶対にワタシじゃない』(はるか書房。2018年)とともに、新しい世代(第3世代)のTrans-manの自伝。
ご本人は「問題作」と言っているが、性別違和、性別越境、性愛、就労などさまざまな問題に真っすぐ立ち向かっている、いたってまともな「半生記」だと思う。
こうした真摯な人生が問題にされるのなら、それこそ問題だろう。
それと、帯に「半生記」とあるが、著者はまだ30歳、「半生記」というには早すぎる。
せいぜい「三分の一生記」だと思う。
なぜこんなことを記すかというと、ちょっと生き急いでいるような気がしたから。
あなたの人生の旅はまだまだ先が長いのだよ。
2019-03-17 18:10
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