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ちょっとショック [お仕事(講義・講演)]

11月7日(火)

今日の都留文科大学の講義の後、女子学生がやってきて、「受講を取りやめたい」と言う。
「履修放棄ははあなたの自由ですが、せっかく第6講まで受講したのになぜですか?」と尋ねた。
そうしたら「講義内容が生理的に耐えられない」と言う。
私の話を「聞いているうちに、脂汗が出てきて、その場にいたたまれなくなる」と言う。
今日の講義も途中退室したとのこと。
(ちなみに、今日の講義内容は「L/G/B/Tとは何か」)

それで、思い当たった。
コメント票に「この種の話は、生理的に苦手」と書いている学生が1人いた。
「それでは仕方がないですね。わかりました」と言って話を終えた。

私は、シラバス(講義要項)に、受講に当たっての留意点として「講義の中で、セクシュアリティ(性器・性愛行為)に直接関わる用語・事象が語られること、あるいはセクシュアリティや身体変工を描写した画像を教材とすることを許容できること」と明記し、ガイダンスでもその旨、説明しているので、手続き的には問題はないと思う。

でも、実際に講義内容を理由に受講の取りやめを直接伝えられたのは、「性」にかかわる講義を始めて17年間で初めてのことで、正直ちょっとショックだった。
(何も言わずに受講を止める学生はいたと思うが)

まあ、セクシュアリティについての感受性は人様々で、仕方がないことなのは、わかっているのだが。

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