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トランプ候補、大逆転の道筋 [政治・選挙]

11月5日(土)

最終盤まで大接戦のアメリカ大統領選挙、民主党のヒラリー・クリントン候補は、あと選挙人2人のところまで迫りながら、共和党のドナルド・トランプ候補の勢いに押し戻されている。

5つの激戦州のうち、注目は大票田(29人)のフロリダ州。
ここをトランプ候補がとると、一気に差が詰まる。
残る4つの激戦州の内、南部のアリゾナ州、ノースカロライナ州はもともと共和党の地盤。

クリントン候補が西部のネバダ州、さらに北東部のニューハンプシャー州を落とすようだと、トランプ候補の大逆転勝利が実現してしまう。

女性大統領の実現を阻む「ガラスの天井」は、そこまでぶ厚いのか・・・。

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選挙人獲得情勢、4地域でトランプ氏追い風 クリントン氏が優勢維持

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選挙人の獲得情勢図。赤色は共和党寄り、青色は民主党寄り、黄色は激戦州を示し、色の濃さは支持の強さを示す。メーン州とネブラスカ州は全州での最多得票の候補への投票のほか州内各選挙区で異なる候補への投票が可能で、情勢が割れており斜線で表示

ワシントン(CNN) 米大統領選の投票を8日に控え接戦が続く中、CNNが集計した選挙人獲得情勢図「Road to 270」によると、情勢が変化した4地域全てで共和党候補のドナルド・トランプ氏に有利な展開となったものの、全体としては民主党候補のヒラリー・クリントン氏が依然優位を保っていることがわかった。

大統領選で勝利するためには、選挙人538人の過半数270人の獲得が必要となる。前回集計時と比べると、メーン州の第2下院選挙区が「激戦区」から「共和党寄り」に変化。オハイオ州とユタ州も「激戦州」から「共和党寄り」に変わったほか、ニューハンプシャー州は「民主党寄り」から「激戦州」になった。

これらを踏まえた選挙人獲得数の見通しは、民主党支持か民主党寄りの州を総計するとクリントン氏が268人。同様の計算によりトランプ氏は204人となっている。依然として激戦区になっているのは、アリゾナ、フロリダ、ネバダ、ニューハンプシャー、ノースカロライナの5州と、ネブラスカ州オマハ市内とその周辺にある第2下院選挙区。これらの地域には計66人の選挙人が配分されている。

トランプ氏は選挙人の推定獲得数を増やしたものの、クリントン氏は依然としてはるかに有利な立場にある。現在の情勢だと、クリントン氏は残る激戦州のうち1つでも勝利すれば、大統領選の座を確保できる。一方、トランプ氏はこれらの地域すべてで勝利する必要がある。ただ、以前よりもトランプ氏の道のりの険しさはわずかながら軽減された。

情勢図への今回の変更は、世論調査の現在の動向や、重要州の情勢を追っている各陣営と提携団体の報道、各陣営やその他の団体によるテレビ広告の展開に関する決定、候補者本人や代理人の遊説状況を反映している。

情勢図は8日夜の開票時の選挙人獲得数を予想したものではなく、最終盤に向かう選挙戦の現時点の状況を示したもの。

「CNN」2016.11.05 Sat posted at 12:45 JST
https://blog.so-net.ne.jp/MyPage/blog/article/regist/input
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コメント 2

にいちゃん

米国大統領選候補者関連のニュースが連日ですね。どちらの候補者もスキャンダル絡みでの人気落ちを狙った報道合戦のような雰囲気、政治そのものと何ら関連がないそれらのゴシップ話。大統領になろうと考える人が、たがいに言い合うのはどうしたものかと思います。
by にいちゃん (2016-11-05 21:56) 

三橋順子

にいちゃんさん、いらっしゃいま~せ。

たしかに例がないほど低レベルな大統領選挙でした。
アメリカ社会の劣化を切実に感じますね。
by 三橋順子 (2016-11-08 23:16) 

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